大峯奥駈道 5日目(平治の宿~玉置山神社) | 山のぐろぶ

大峯奥駈道 5日目(平治の宿~玉置山神社)

5月16日
昨日の遅れを取り戻すために早出をする。
この日も快適な素敵な道からスタート。
荷物は平治の小屋でもだいぶ整理が進みだいぶ軽く背負いやすくなった。
ただ、今日の予定は12時間行動。昨日のレストがどれだけ功を奏するか。
転法輪岳・倶利迦羅岳を経て遠くからも大きく見えた電波塔のある行仙岳にもすんなりと登ることができた。
ここから一旦大きく下り、送電線をまたぐと行仙の小屋がある。
小屋のなかはとてもきれいにされている。南奥駆の整備の際に大きく貢献した基地でもあるらしい。
行仙の小屋をでると次は予定通り玉置まで行くしかない。
しかし、目の前にどう見ても急な地蔵岳が鎮座していて、さらに玉置山は遥か彼方に見える。
しかし、この日のコースはアケボノツツジを中心に花が満開。花に助けられながら、槍ヶ岳・地蔵岳・四阿の難所を越える。しかし、各々のアップダウンが激しく、体力はかなり消耗させられた。
その後いったん400m以上標高をおとすのだが、貝吹金剛付近はめちゃくちゃな急斜面。下りでも全くスピードが上がらない。標高は1000mを切り700台まで落ちているが、この付近のアップダウンも細かく日中の気温上昇と相まって消耗した。
花折塚の手前で林道京の塚線に出るが、アスファルトを歩いた途端にどっと疲れが出てきた。
玉置山にあと1時間というところで僕は完全にシャリバテになり目の前がクラクラして座り込んだ。
予約を入れていた玉置神社にはSさんを先に行ってもらい、休み休みに登ってシャクナゲ満開の玉置山へ。玉置神社は杉の鬱蒼としたなかにあり、いくつかの祠にお参りをして無事の到着を感謝した。
この日の宿は文化遺産の建物。それより久々に風呂に入れたことが嬉しかった。

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歩き始めてまもなく木々の間から日が差し込んでくる
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アケボノツツジ アケボノというだけあってきれいに朝日を浴びていた
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大きなピンクが新緑にも青空にもよく映える
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アセビだって負けちゃいない綺麗さ
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電波塔の行仙岳
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行仙小屋の内部 きれいに整えられているが誰かが住んでいるようにも見える
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シャクナゲ
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シロモジの新緑
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こちらは涅槃なブナ 幸せな道は笠捨山まで
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ここから急な上りと下りに悩まされる
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小さなアップダウンを甘く見ると辛い
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アケボノツツジが咲く地蔵岳
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地蔵岳から
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コイワカガミ
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シロヤシオ(ゴヨウツツジ) 上品なきれいな花だ
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狭い稜線の上の道 香精山
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貝吹金剛の下り 嫌になるほど急な坂道
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蜘蛛の口
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林道にでる 幸せなのか不幸なのか?
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カツエ坂 カツエとは飢と書く
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玉置山
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宿坊内部