雪崩に関する情報です | 山のぐろぶ

雪崩に関する情報です

北海道雪崩事故防止研究会より雪崩に関する情報です。

この「しもざらめの層」を山で確認するとしたら(場所にもよりますが)、かなり深層になると思われます。秋田谷先生よりこれまで北村で見たことがないほどのきれいなしもざらめの結晶であるということから、広範囲にある可能性があるという判断だと思います。
先月末に羊蹄山の南面や・白井岳長白稜の上部で深い層から出てきたものと同じだと思います。霜系の層は長持ちします。「弱層が深いから大丈夫」なのか「その上が全部落ちてきたら大変だ」なのかという判断は各個人で行うことですが、事故が起きれば痛いでは済まされません。
南面や年始に北東の風で厚く堆積した面は要注意です。
わからなければ「山に行かない」という選択肢もありです。
どのみち冬型も寒気も強いですから風のたまるゲレンデでは朝一番は間違いなくパウダーです。