雄鉾岳 忘れ物~滑落
札幌山岳ガイドセンターのツアーで雄鉾岳へ。
初日は移動。
昼に京極の野々傘でおうどんを食べおぼこ荘に入る。料理も温泉もいい宿でした。
翌日登山靴を忘れてきたことがわかりアップシューズにスパッツでの登山。
天気は晴。朝焼けを浴びた山頂の岩頭が印象的な出だし。
登山届を見ると軒並み往復10時間ほどかかっていたが、下見のおかげで荒れた沢もサクサク順調に進む。
最後のルンゼ登りで大失態。ロープにつかまって一段上がったところからお客さんのストックを預かろうと体を乗り出した瞬間にいつものビブラムでない靴はズルッと滑ってしまい空中で体がゆっくり逆さまになりながらお客さんの頭を越えてもう一段下まで落ちてしまった。
空中で「しまった」と思ったけどなすすべなし。倒木の下の岩溝に頭から突っ込んだ。
怪我は打撲と擦り傷ですんだのが不幸中の「超」幸いでした。
そんなこんなをしながらもほぼ時間通りに山頂へ。
ゆっくり休憩をしたのち慎重に下山。
ザイルよりお助けスリングの出番のほうが多かった。
傾斜があったり沢が荒れていたりで下りも登りと時間がかわらなかった。