熱波・寒波・雨
昨日は七ツ沼カールのツアーを中止にいておいて、降ると言っていた雨はふらずとうとうお客さんからお電話が・・・
こればかりは検証しようがないのですが、また行きましょうということになりました。
夜は不景気で今年から1回開催になった花火大会
こちらも直前に大雨。大会中も激しく降りました。
北海道の7月は暑い日が続いています。内地もこの7月「記録的」という気温がつづいているようです。
日本だけではなく中国の華南華中は春先から高温(熱波)に見舞われていうようでしたがここに来て降水量がこれまた記録的」とのことです。
地球の裏側のチリやペルー・アルゼンチンには寒波の影響をうけて低体温症や凍死者がかなりの数になっているというニュースをみて、寒暖の差が激しくなっていると感じました。
これは南極極地からの直接の気流の流入が原因ということでしたが、極地からの直接的な気流が入るのはこの冬の日本も同じでした。
「温暖化」という言葉も陳腐になってきましたが、温暖化にともなって中緯度域の空気や海水の対流が活発になっていることは確かなことだと思います。
北海道の天気の話に戻りますが、内陸部に居ることの多かった7月前半は福島や栃木に居るかのような夕立や雷が連日のように続きました。
雪田の植物はともかく雪解けに左右されないコマクサに代表される風衝地の植物の開花はかなり早く、どこも7月はじめには見頃を過ぎていたのが印象的でした。
感情的には今年一年だけの一時的なものならいいのですが、温暖期には北海道の海岸線が岩見沢近くまであったことを考えるとこれも対応していかなければいけない環境なのかもしれません。
北海道が温帯多雨気候みたいな雨雲の通り道になってくれなければいいのですが。これだけは人間の力ではどうにもならないことですね。