暖気 | 山のぐろぶ

暖気

明後日20日の予報では暖気の影響で気温が上がるそうです。
地上天気図の予報を見ると日本列島はサハリンの北に南北に長い低気圧・伊豆諸島に中心をもつ高気圧に二分され高気圧の西側から低気圧の南側に暖かい空気が送り込まれますが、サハリンの北に中心を持つ低気圧の西側は強い冬型になっておりかなりの寒気が流れ込むと思われます。
この寒気と暖気の境目の存在と位置に注目していきたいと思います。この境目が予想天気図をみる感じでは北海道南部にかかりそうです。
低気圧が発生すれば前線として描かれますが、描かれない場合は海上の風の予測などから判断するしかなさそうです。

300ヘクトパスカル面の高層天気図では偏西風の流れる位置が北に押し上げられています。気団の勢力図式も北に押し上げられてくると思われるのでしばらくこの境界線に注目しましょう。
相変わらず極地からの寒気の規模は大きいので、せめぎ合いが活発になれば、「強い」「激しい」などという言葉が天気予報に出てくるようになりそうです。
天気が荒すぎてバックカントリースキーどころではないかもしれません。