手袋の話
お気に入りのグローブ、パタゴニア社ワークグローブ(左上)がとうとうダメになってしまった。このグローブは薄手で皮が柔らかく、登って滑れて、財布から小銭もだせて、ファスナーを開けてオシッコもできて、そのままおかずのザンギもつまめる(ザンギを食べている方、すみません)いいやつだったのに、昨シーズンはほつれを自分で縫いながら使っていたけどとうとう人差し指がこんにちはしてしまった。同じものを探してもパタゴニア社は昨シーズンからグローブの生産をやめている。
だいたいお気に入りの小物は廃盤になるのが世の常。
という中で昨シーズンからグローブ探しの旅が始まった。同じワークグローブ愛好家からヘストラ社に近いものがあるという情報を入手。只今現品を確認中。
ヘストラ社といえばこちらもゲレンデなどで愛用のフリースタイル(だったかな)(写真右上)。純正(こんな言い方しないですね)のインナーがガサイのでこちらもインナー探しの旅。インナーはパトロールで使用の黄色い防寒作業手袋ダイローブにも必要なアイテム。
まずインナーで定評なモンベル社シャミースグローブ(写真左下)申し分ない出来上がりとサイズ。ダイローブにはちょうどよく、二枚履いてロープも結べて、ファスナーも閉められる。
次にマジックマウンテン社のウールライナーグローブ(写真中左)こちらはウールの軍手という感覚。ウールのいいところは暖かさと匂いの少なさ。申し分ないシャミースグローブの欠点は化繊ゆえの匂い。手に汗かきには重要な問題です。同じようなものはスマートウール社からも出ています。おすすめです。
以上二点をダイローブとヘストラに使っていたけどヘストラ社のグローブが少し大きくて、もう少し肉厚なウールを探していたら、スマートウール社からのカラフルな手袋(写真中右)これでゲレンデも快適になりそう。あと一年じゅうお世話になっているパイネウールグローブ(写真左下)。いかにも「毛糸の手袋」だけど定番になるだけの理由があるのだ。そのわけは使ってみて実感してくださいね。こちらはインナーにはなりませんが、オーバーミトンとの相性は最高です。
ウールの欠点をひとつ。袖口やアチコチについているベルクロにベタベタひっついて毛羽立つことかな?