南禅寺のすぐ向かいにある「無鄰菴」(むりんあん)。十年ぶりくらいに来てみました。今は予約制なので、事前にネットで予約。1人1,100円(+お茶。和菓子が1200円)
合計3300円/人。門の前には「本日満席」の表示があって、予約が無くてあきらめて帰る人もちらほら。なお、HPには「撮影は有料」などと書いてありますが、静止画で個人的なものは普通にOK。
元は山縣有朋の別荘で、庭園は国の名勝。丁寧な説明もあり、滞在時間に制限は無し。現在の京都の中では静かでゆっくりできるほうです。庭園は東山を借景・・というより中心にしているようで、紅葉は多くはないけど品がある。ガラスは大正ガラス?で少しゆがみがあって、それも良い感じ。なぜ「無鄰菴」かと言えば、建てたころには周りは畑で、隣が無かったからだそう。
庭園の端には洋館があり、そこでは日露戦争へ向けた“無鄰菴会議”が山縣有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎により行われたらしい。とはいえ、中が何か面白いかといえば、そうでもない。明治村の方が面白い。
喫茶場所でお茶と和菓子をいただく。別にお茶でなくても、コーヒーや洋菓子もあるけど。これで1200円。高いか安いかは気持ち次第?