書くのがちょい遅くなりましたが、2020年彼岸花シリーズ。いきなり奈良県です。仏隆寺(ぶつりゅうじ)。岐阜からは3時間半、室生寺の近くになります。山寺なので、途中はそれなりに細い道があります。軽自動車は最適。駐車場は10台そこそこ。一応、「関西屈指の彼岸花の名所」らしいので、ガラガラと言うことはなかったですね。(2010年頃以降、イノシシとシカの食害でほとんど全滅したものをボランティアの方などで復興したらしい)
周辺に彼岸花は見当たらなかったので、「咲いてるんかな?」と思いましたが、しっかり参道周りにありました。石段との感じがいいです。
お寺への入山料は200円。ここから先はあまり入る方がいませんでした。仏隆寺は真言宗室生寺派で室生寺の末寺の一つ、また大和茶発祥の地ともされています。
しかし、ただ彼岸花がきれいというだけでここに来たわけではありません。見どころは本堂横の神社のところにあります。「石室」はかなり珍しいもの。開祖である堅恵の入定所(廟)で、中には五輪塔があり、国の重要文化財。
本堂の裏には十三重の石塔。これも鎌倉時代の建立で、重要文化財になってもおかしくないもの
彼岸花も、もっともっと復活して欲しいですね。