10年ぶりくらいです、郡上にある長滝白山神社と長瀧寺(ちょうりゅうじ)。以前は「ながたきでら」という呼び方もしていましたが、今はふつう「ちょうりゅうじ」というようです。場所は岐阜市から国道156号を北上して白鳥を過ぎたあたり。ほぼ国道沿いで、長良川鉄道の線路を渡ったところに駐車場があります。(無料・50台)
白山信仰の岐阜県側の中心で、明治時代に白山神社と長瀧寺に分かれましたが、神仏習合の見本のようにお堂が並びます。まずは白山神社の拝殿。素朴ながら迫力のある建築は大正時代のもの。
拝殿の奥には社殿。向かって右に瀧宝殿(宝物殿)。人が少なくて何か入りにくいなあ。。。
奥には苔の生す石や?巨大な杉などと、「多宝塔」という説明のある石塔も見られます。いつ頃のものかは調べても不明だった!境内のあちらこちらに水の流れる音と、凛とした空気が流れて気持ち良い場所。拝殿前の灯篭は重要文化財。
そして拝殿向かって左にあるのが長瀧寺本堂。奥には薬師堂なども見えます。かつては大寺院で、三重塔をはじめ多くの諸堂があったよう。あちこちに跡が残ります。
ここは国道沿いで、それほど長い参道があるわけでもないのに、中心部は山奥のような気持ちよさがある、おすすめの場所です。