久しぶりに仏塔巡り。いきなり兵庫!まずは「神呪寺」(かんのうじ)。別に「神が呪う」とか「神の呪い」とか、そういう意味ではなくて、神呪というのは、「神秘なる呪語」「真言(仏様のお言葉)」という意味だそう。神功皇后が国家平安守護のために、山に如意宝珠・金甲冑・弓箭・宝剣・衣服等を埋めたと伝えられたという山の山麓にあるので(諸説あり)。甲山大師(かぶとやまだいし)という名前で親しまれています。駐車場は門前にあります。ここも車は何台か置いてありましたが、境内に人は少なかったです。
駐車場の少し下に仁王門があります。修理中。中に仁王さん・・・!?じゃない、よく見ると増長天と広目天!これは珍しい。門のかたちもちょっと珍しい。
本堂までの階段は一見大変そうですが、80段くらいしかないので全然大丈夫。
神呪寺は真言宗御室派の歴のあるお寺。こちらが本堂。ご本尊の如意輪観音は重文の秘仏。日本三如意輪!だとか。その横には太子堂、不動堂などが並びます。
そのまたその横からちらりと見える多宝塔。仏塔のこういう少し離れて見える景色は好きです。綺麗なかたちの多宝塔は、1980年の新しいもの。
さすが高台にあるので、景色が良くて街を見渡せます。