エジプト5日目の朝、船は知らないうちにルクソールに着いていて、またまた朝早くからバスで出発。行先は王家の谷。ファラオの墓地です。そこは映画のような殺伐とした風景。なんでこんところに墓を造ったのかというと、ピラミッドのように目立つと、財宝が簡単に盗掘されてしまうから。結局、この場所にしてもほとんど盗まれちゃったんですけどね。
昨年までは王家の谷全体がカメラ持ち込み禁止だったのが、なんと今はここも金を払えば(300エジプトポンド、約1800円でチケット購入)撮影可能!まずは普通は別料金だけどツアーには含まれているツタンカーメンの墓。 私が子供のころは、学年雑誌にエジプトのことがよく載っていて、ピラミッドパワーが流行ったりしており、同時によく読んだのが「ツタンカーメンの呪い」ですよね。その墓に入るなんて全く思ってもいませんでした。というか、昔だったら入りたくなかったでしょう。それから、子供のころはツタンカーメン=黄金のマスクだったので、「ツタン仮面」だと思ってました!
いまだにココの中だけは撮影禁止!本来はこの看板も撮影できない場所なんですが、現地ガイドさんが交渉してOKになりました。
他のファラオに比べると小さな墓。内部は奇麗な壁画や、棺と黄金のマスクのレプリカがあります。なぜこの墓が盗掘されずにいたかと言うと、ほかのファラオの墓の下になっていたから。
この日はここもかなり空いていて、ゆっくり見ることができました。最近はこういうものを見ても本物という実感がなかなか湧かないんですよね。あとから少し感動。