小学生の頃から気になっていた「ピサの斜塔」。まさか来ることができるなんて思ってませんでした!というか、今回の旅では自分の中では一番の目的。昨年の同時期に「東洋のピサの斜塔」という「虎丘」を見てきたのでやっぱり「本物」も行かないと!3日目の朝イチ、ローマから列車で3時間くらい、ピサ駅からはバスで10分程度。このへんの切符の手配などは妻がやってくれるので楽ちん。世界遺産の名前は「ピサのドゥオモ広場」。この光景!天気の良さもあって素晴らしい!

 

ピサの斜塔に昇る予約時間は11:45からで、それまでは洗礼堂と大聖堂を見学。なお、大聖堂は無料ながら、この日は内部の写真は撮れませんでした。

 

 

さて、斜塔の中へ!予約に1枚しか空きがなくて妻には申し訳ないが私一人で入場。カメラ以外持てないのでカバンは妻に預かってもらう。らせん階段は296段!・・・らしいが自分が数えたのでは180段くらい???あれっ??階段はつらくないけれど、大理石で片側が減っていたりして、すれ違おうとするとすべり落ちそう!ただ、階段も、最上階も、傾きはほとんど感じられませんでした。人によっては平衡感覚がおかしくなるようで。

 

 

最上階ではピサの街が一望。

 

ちょうど12時で鐘が鳴って耳ガンガン!もともと鐘楼なので当然だけど。しかし最高の体験でした。

 

写真をもう少し。一応書いておくと、ピサの斜塔が傾いたのは地盤が弱かったから。それと洗礼堂の屋根が見る方向によって色が違うのは「予算不足」らしいですよ。

 

 

街からの塔。と、ピサの街

 


ピサ駅近くのサンタントーニオ アバーテ教会にある壁画。私も好きなキース・ヘリングの「遺作」です。

 

追加
せっかくなので、ピサの斜塔と「東洋のピサの斜塔」(虎丘・雲岩寺塔)を比較してみた!
創建 1173年と959年で虎丘の勝ち、高さ55.86mと47.7mでピサ、傾き3.99°と3.95°で引き分け、登れるピサに対して入れもしない虎丘でピサの勝ち。美しさはやっぱり「本物」。