昨年、奈良県十津川の「谷瀬の吊り橋」へ行ったとき、「日本一」と書いてありました。が、そこにはよく見ると「生活用鉄線」という注意書きがありました。その後いくつかの「人道用の日本一長い吊り橋」が更新されて、今はここ「三島スカイウォーク」全長400m。特に移動の手段としてあるわけでなく、観光用です。駐車場は無料で広大。
さて、ここにこんな橋ができたのは、偏に「富士山が良く見えるから」に過ぎないのだと思います。そんでこの日のように全く富士山が見えない時って渡る価値あるんでしょうか?1000円も払って!
1000円出して渡りましたけど、「谷瀬の吊り橋」ほど怖くないし、海のほうの景色は少し見えるものの富士山はすそ野も頭も見えず。こういう日は500円位にしてほしい。しかも、橋の全貌は、1000円出して入れるエリアからしか見ることができないという徹底ぶりはよく計算されていると呆れる。上のほうにあるお土産屋の前から見える景色はこの程度。ショップは充実しているけど全体に高いし。
「歩いて渡れる日本の吊り橋」を調べると、もっとスリルがあって絶景のところもたくさんあります。まあ、安心して渡れて富士山が見れるというのは良いことです。しかし橋を造る技術はどんどん進化しているので、ここも日本一ではなくなる日が来るでしょう。なお、世界一長い吊り橋は明石海峡大橋(全長3910m)です。