蘇州2つ目のお寺、というか、現在では庭園とお寺が融合していてちょっと説明はむずかしいけど「虎丘」(こきゅう・フーチュウ)!!「東洋の斜塔」「東洋のピサの斜塔」「中国のピサの斜塔」などなどと言われる「雲巌寺塔」があります。私のような仏塔好きにとっては、「でかい」「古い」に加えてちょっと傾いたりして「遺跡っぽい」というのはまさに聖地。紀元前5世紀に呉王夫差(ふさ)が父の闔閭(こうりょ)を葬った陵墓があり、闔閭を葬った3日後に白虎が現れて墓を守ったという言い伝えがから虎丘(とらおか)という名称の由来になっているとか。

 

地盤沈下で400年前から傾き始めているというこの楼閣式八角七重塔は、本場ピサの斜塔よりも古い西暦961年創建!高さは47.5mでちょっと低いけど、丘の上にあるので全体的には高い感じですごい迫力!下の写真のように、見る方向によってはあまり傾いていません。もちろん、ちょくちょく修理されています。

 

虎丘も世界遺産になって、以前は登れた塔も入れなくなっています。ミャンマーのバガンでもありますが今後こういったところが増えていくのでしょうね。

さて、門へ戻りますとこんな感じです。黄色はお寺の色としても、門の形はトラの顔。そこから塔までは上り坂で、途中にいろいろと「見どころ」なる場所が点在します。剣池とか、試剣石とか・・。広大な敷地で、ほかにも仏殿まありーの、庭園や建物も多くありますけど、なんせ集団行動中なのであまり時間がなくてとても全て見ることができませんでした。

 

  

でもやはりここは「塔」!別名「虎丘塔」。