「七色大カエデ」がイマイチだったのは仕方ないとして、時間もあるしどこかへ寄ろうと思っていたのですが、安曇野、大野町はは何度か来ていて、昨年もわさび園や若一王子神社へも行っている。さて、どこか紅葉の名所でもないかしら・・と探していたところ、嫁さんが見つけた「霊松寺」(れいしょうじ)へ行ってみました。この辺りでは有名なスポットみたいで、そこへ行くまでの道路が空いていたのとは逆に、結構な数の車が突然現れてびっくり。駐車場は数十台はいけそう。その先には大きな庫裡と紅葉。
まずは周り。庭園、周辺とも色鮮やか!!
印象深いのは山門。長野県宝。明治時代の移設らしく、形が個性的で彫刻も見事。さらに周辺の紅葉とよくあっています。
少し上がると鐘楼。ドウダンツツジ、見晴らしともなかなか。
本堂と庫裡、面白いのは庫裡。江戸時代の建物。この日はボランティアの方が案内してくれました。造りはもちろん、なんと石川県の忍者寺さながら、回る白壁の中に隠し部屋あり、抜け道あり。しかしここは「敵からの攻撃を防ぐ」というよりは「明治初期の廃仏毀釈から逃れる?」ため?らしいですけど。。
また、山門前のイチョウは「オハツキイチョウ」といってイチョウの変種。葉に銀杏の実がついている(1%ほど)!これを見つけるとヨイらしいので落ち葉を探してみましたがありませんでした。本堂内でお守りとして売っているくらいなので、風が吹いて落ちてこない限り無いんでしょうな。ちなみにこの種のイチョウは日本に20本ほどしか確認されていないそうです。こうゆうの。↓