土塔の次は同じ堺市にある「法道寺」。場所は鉢ヶ峯公園墓地(公園)横にあり、駐車場もその近辺です。
お寺は小さいものの、全体がなかなかの重厚感があります。まず山門。そして江戸時代の本堂。
その横には鎌倉時代創建、重文の多宝塔、そして同じく重文の食堂(じきどう)が並びます。人がいないからかもしれませんし、地面全体に厚く砂利が敷かれているからかもしれませんが、神聖で荘厳な感じです。
多宝塔はこの時期特有の安定感のあるもので、境内の外から見ても存在感があり、それ自体の細かな創りも綺麗です。小さい写真は尾垂木の上で軒を支える邪鬼で、これがなんともよくできているでしょ。