香山公園から車でホテルへ戻る途中、立ち寄ってもらったのが天寧寺塔。地下鉄などで行くにはちょっと難しい位置ではあります。
北京でも最も古い塔の一つで、高さが57.8mというから、日本の東寺五重塔(54.8m)より高いんですね。中国らしいく蜜檐形式(みつえんけいしき)で、初層が高く、上層部は軒が狭く重ねられたような形。八角十三層で精密なレリーフもある美しい塔です。
少し前までは荒れ気味だったのを、北京オリンピックあたりで改修してきれいになったいるようです。良いところなのにあまり観光客はいません。お寺自体も喪失したということでしたが、現在は諸堂が復興してきて、まだまだ改修中でしたので、これから観光客も戻るかもしれません。
この塔へ行くのはどの日に組み込もうかと難しかったのですが、ここで行けてラッキーでした。ホテルへも14:30に戻り、車のチャーターはちょうど8時間。ただ、これは運転手の人のおかげ。これまでタイやインドネシアの車の走行も恐怖でしたが、ここ北京市内も、絶対自分で運転はできないと思います。とにかく走行中の2、3mの車間に割り込む車が多く、クラクションの嵐!事故らんのが不思議くらいでした。