万里の長城を後にして向かったのは香山公園(しゃんしゃんごうゆえん)。北京市内の地図で見ても端っこの方にあり、日本人観光客がほとんど行かないところらしい。確かにきれいな公園ではありますが、「山」です。下のほうも道が複雑に入り組んでいて、気軽な山登りの好きな中国人には人気だとか。私がここへ行った理由は北京市では珍しい「楼閣式仏塔」と、「金剛宝座式」仏塔があるからです。入手していた公園の地図ではこんなふうになっていたので↓、てっきりリフトで山頂まで行って歩いて降りる途中に塔があると思ってました。実際はリフトの上と下が逆で、乗ってしまうとそのまま降りるしかない方向でした。
幸か不幸かリフトから遠い入口から入ったため、途中で瑠璃塔が見えてきました。森の中という雰囲気で神秘的です。昔の姿の絵?
下にお寺があります。静かできれいです。
瑠璃塔へは少し登ります。1780年の創建。外壁面に仏像を安置した八角の見事な塔です。瑠璃磚と呼ばれる瑠璃色の磚(かわら)が使ってあ、宝石のようです。中へは入れません。別に、マナーを知らない中国人数人が入口前をふさいで昼食していたからということではないです(^_^メ)。
軒先の風鐸がの音色がきれいらしいですが、この日は全く聞こえませんでした、残念。