早くも2週間前ということになります。信濃国分寺から近くの大法寺。小県郡青木村(ちいがたぐん・あおきむら)にあり、この日最も行きたかったお寺です。駐車場は門前。
この辺りは「信州の鎌倉」と言われていて(と、言っても結構こう言われ始めたのは最近らしいですが・・)国宝、重文クラスの文化財が多く残る地域です。鎌倉、室町時代は信州の中心となっていたそうです。
前に近くに来たときは安楽寺と前山寺を訪れて時間オーバーとなっていました。そういえばこの日は6つの塔のある寺社を巡りましたが、拝観料、駐車場とも全部無料。ここは拝観料100円でしたが、もっと取ればいいのにと思う次第です。
観音堂と三重塔がいい感じで並んでいます。
三重塔は「見返りの塔」と呼ばれる美しい塔で国宝。すぐ前に見た国分寺の塔と比較するとリズムがり、細かな工夫がある塔だとわかります。今はこのように渋い色ですが、創建当初は緑や朱で塗られた鮮やかなものだったそうで、それはそれでちょっと見てみたいなあ。
日曜日の昼、国宝のあるお寺、でも静かでゆっくりできます・・が、私はまだ目指す先があるので残念ながらあんまりゆっくりできませんでした。