般若寺の次は国道「さぶろっきゅう」を走って円成寺。駐車場は道を挟んで反対側でした。無料。
ちょっと国道から隠し覆うように木々が茂る中を入って行くと名勝の庭園と門が見えました。
ここを訪れた目的は多宝塔ですが、実はこのお寺最大に有名なのは、かの運慶初期の作という国宝・大日如来像。これまで知らなかったのですがこの仏像が多宝塔のご本尊となっておられました!
この日多宝塔は内部を公開しており、新しい塔ですが、それはそれで極彩色がきれいで、しかも何の違和感もなく鎮座している時代の古い大日如来像は見事なものでありました。
本堂は重要文化財
ほかにも春日堂、白山堂といった鎮守社(神社)が国宝と、さすが奈良ならではの歴史でありますねえ。ところでここの山号は「忍辱山」(にんにくせん)というかなり変わったものですが、忍辱というのは仏教用語で「辛抱する」という意味ですと。なるほど。
あ、この日は宝塚記念もあることだし、これで帰宅。帰宅時間は13時。高速はかなり空いていました。