リーマンショック以来、ものすごいペースで円高が進んでいきましたが、何故これだけの円高が進んでいるにもかかわらず日銀が介入しないのか?疑問でなりません。

日本の景気がここまで悪くなったのはアメリカ経済の不透明感も要因のひとつですが、個人的には一番大きいのは急激過ぎる為替相場の変動だと思います。

普通、為替相場といえば米ドルか欧州のユーロですが・・・中国の元、韓国のウォン、イギリスのポンド、オーストラリアの豪ドルなどとさまざまな通貨が関連しています。

それらに対しても極端な円高になっているので、当面はどこに輸出しても赤字のような形になってしまいます。

もし、もっと早い時点で円高の進行を食い止めることができているのなら、自動車業界や家電業界などが赤字転落になることもなかったように感じます。

通期で赤字になればどんな大企業でも信用を失ってしまいますので、人員削減をして資産を売却で表面上の利益を出していかないといけない企業の経営者も大変だと思っています。

企業がどんどん人員削減をしていくと、仕事がなくなった人が必要以外のものを一切買わなくなってしまうので、デフレスパイラル(負の連鎖)がさらに悪化するように思います。

しかも銀行は自己資本比率の問題から貸し出しを最小限にして、貸しはがしをさらに強化していますし・・・大型倒産も今後さらに増えるのではないでしょうか?

消費が落ち込むと国の税収も大幅減になり、赤字国債の乱発をする結果になってしまうので、国家破産しかねない状況だと思われます。

ものづくりもかなりの企業が生産拠点を海外に移しているので、いずれ日本は衰退していくでしょう。

政党が共同してこの不況を克服する協議をしていかないといけないのに、エゴと利権にとらわれて邪魔をし合っている政治家を見ていると、本当に嫌になってしまいます。