いつかこんな日が来ることはずっと前からわかってたけど、のび夫の言葉が一緒に過ごした時間が記憶が思い出が全部嘘やったってゆう結論を出して、全部思い出に蓋をしなあかんことが寂しい。


のび夫の抱いている子供が花ちゃんでも桃ちゃんでもなくて、どこかの知らん誰かの子である違和感。


法螺吹きで浮気者で欠陥物件やけど、ただただグラグラな自分をいっぱい支えてくれた。

記憶力良すぎで、昔のこといつまで経っても忘れへん、自分がただただ嫌になる。


結局、今も一緒に行ったルミナリエの画像背景に設定してて、スパンコールのブタのキーホルダー今も大事にとってんのは自分だけ。なんだかんだで、のび夫がうちを好きでいてくれたんよりずっと、うちがのび夫を必要とする気持ちの方が強かった。


自分のなかでのび夫の記憶が薄れていく数百倍の速さで、のび夫はうちを忘れていく。ほんまにうちの負け。