中国の顔ともいえる、首都北京の旅行記(その11. 明十三陵と北京原人) | スマイル中国語教室のブログ

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皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

 今週は北京旅行記の第11回目として 明の16皇帝のうち13人の皇帝とその皇后が眠る『明十三陵』と北京原人が発見された『周口店』について紹介させていただきます。

 

(1)明十三陵
 明十三陵は明の16皇帝のうち13人の皇帝とその皇后が眠る皇帝陵墓群です。中国に現存する皇帝陵墓群としては最大規模で、古代エジプトの王墓群になぞらえ、中国の「王家の谷」とも呼ばれています。

 まずすべての陵墓へとつながる全長約7kmの神道を進むと南から石碑坊、大紅門、碑楼、石像、龍鳳門などが並び、いちばん北には神道博物館があります。大紅門を過ぎたところにある総参道には皇帝の死後も権力を守り続ける象徴としての象、馬、駱駝、功臣官、文臣官、武将像など重厚な石像が並んでいます。

 一般公開されているのは定陵、長陵、および昭陵のみです。定陵は、第14代神宗万暦帝の陵墓で、中殿には漢白玉の王座、後殿には万暦帝と左右に2人の皇后の棺が安置されています。長陵は十三陵の中で最大規模を誇る明の第3代永楽帝の陵墓となります。

 

 

(2)北京原人が発見された周口店
 北京の南西方向に約50kmにある龍骨山という石灰岩から成るなだらかな丘陵の一部が陥没して巨大な穴状になっており、その側面から多数の動物化石に混じって人骨と石器が発見されました。最初に見つかったのは一個の歯だけでしたが、その後発掘が進み、頭蓋骨も発見され、洞窟からは火が使用された跡も見つかりました。さらに第二次世界大戦後には山頂の洞窟からも人骨が発見され、こちらは新人に該当する周口店上洞人と名付けられています。

 北京の歴史は猿人の時代からあるんですね!考えられないくらい長い歴史を刻んでいることに感心しました。

 

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