今日は、映画『光と血』公開9日目。満席だったようですよー。
映画『光と血』@hikari_to_chi本日の『光と血』の上映は満席となりました🙇 明日以降もトークイベント付で、20:30~の上映を行います! いよいよ上映は6月16日(金)まで! https://t.co/csg5A0jg5q
2017年06月11日 20:23
新宿武蔵野館での上映は、残り5日。
毎週水曜日、新宿武蔵野館は、映画ファンサービスデー。次は14日・・誰でも、1,000円で見れる。
新宿武蔵野館は、当日券に利用できる、特別割引券(300円引き)も公式HPにあるので、よろしかったら・・。
6月7日に、都庁へ免許の更新に行った帰り道。
映画『光と血』のロケ地を通って帰宅。
先日のブログに載せた2枚の写真、映画を見た方はわかったかな。
6月3日に映画を見た後で、もう一回見るか否か悩んでたけど、
家で、藤井監督が書いたページを読んでいて、公開中にもう一回見ようと思った。
12日の週は、観劇予定がいくつかあるので、ちょっと忙しい。
1,000円で見れるってことも後押しして、7日のチケットを予約。
上映1時間以上前に、「残りわずか」になっていた。
レイトショーなのに、満席ってすごいね(^^♪
(上映前に、「今日は友達が10人以上来てくれる」と喜んでいた世良くん。満席で見られなかったんだって)
映画の話・・。
映画を見て思ったこと。
1回目に見た時に、昨年受けたメンタルヘルスの研修を思い出した。
「レジリエンスを鍛える」と言う話。
2回目に見て、やっぱりそのことだと思って、研修の時に貰った資料を確認。
「強さ」には、“Strong”と“Resilient”と言う2種類がある。
鋼のような強さと、竹のようなしなやかな強さ。
後者の“Resilient(レジリエンス)”とは、
困難や逆境に直面したり、様々な喪失体験の中、そのままにならずに、困難からしなやかに回復し、最終的には折れずに元通りに立ち直る力。
(私が受けたのは、メンタルヘルスの研修なので、ストレス耐性を作るってこと。)
映画『光と血』で、「喪失」の中、「光」が見えるのはそう言うことかなって思った。
6月3日は、舞台挨拶と少しだけトークショー。
初日の映画上映前と言うことも有り、そんなに深くない話。
2回目に見た6月7日は、公開5日目。
映画の上映後のトークショーだったので、裏話が聞けた。
連日トークショーをやっているということとで、登壇者の皆さんもだいぶ慣れている様子。
登壇者:(司会)脚本・小寺和久さん
野沢ハモンさん、しいたけをさん、打越梨子さん、出原美佳さん、世良佑樹くん
ネタバレあり (映画を見た人にしか伝わらないかと・・)
まずは、自己紹介。(名前と役名)。
写真中央でマイクを持っている方が、しいたけをさん。
この日、初登壇らしい。「あれ?役名・・・けんぞう・・」な挨拶(笑)
全員を一度に写せない。この写真より左に小寺さん、野沢さんがいる。
この辺は、ドイツの話をしている時かな。
トークショーの最初の方で、小寺さんから、しいたけをさんに、
「今日は何でそんな服装?」の質問があった。
友人とお茶を飲んでてそのまま来たので、Tシャツ+ジャージ+ビーサンらしい。
<「夏編」から「冬編」までの間、3ヵ月の撮休中にやったこと>
野沢:甘いものをたくさん食べた。ニートから社長になる役。少し裕福な感じを出そうと・・。
しいたけを:ダイエット。「冬編」で再会した時に、逆の役作りをすれば良かったと思った。
(皆がダイエットしてたので、ちょっと失敗・・のような話)
後は、10万円かけてワークショップに行った。
打越:とにかく走った
出原:友人・知人との連絡を一切断った
世良:糖質抜きダイエットをやった。豆腐に納豆をのせ、かき混ぜて食べていた。
同時に筋トレも。(喪失感を出すために、減量&肉体改造)
小寺さんが言ってたと思うんだけど・・。
鍛えた身体を見せられ、写して欲しいと・・・シャワーシーンが無くて残念みたいな話。
<ドイツで笑いのおこったシーンがあったらしいが・・>
出原:父親を元気づけさせるため、変顔をするところで、爆笑だった。
日本の試写ではそういう笑いはなかった。
世良:そのシーンと自分の部屋のシーン。部屋がゴミだらけのところを見て大爆笑。
ドイツでは部屋をゴミだらけにする生活習慣はないのでは・・。
<映画のこと・・>
打越:よく質問されること。髪の毛は一発勝負で地毛をカットした。
その後の撮影は、ウイッグを使用している
しいたけを:2日前くらいに、ここの後方席で、完成品を見た。
自分のシーンで涙が出た。演技が良かったから・・ではなく、3年前に戻った。
<フィリピンロケのこと>
打越:「フィリピンに行きたい」と言うだけでロケに同行した。
監督の頭の中では決まっていた話らしいが、旅に出てから、「ヒカリ(2役目)」をやれと言われ、撮影に参加した。
フィリピンではお金を払って現地の人に協力して貰った。
あまり理解がなく、「まだかよー」みたいな雰囲気があった。
自分が監督から怒られ、喝を入れられたのを見て、現場がピリッとした。
フィリピンは映像以上にすごいところ。ゴミの山だった。
<時間が少しあるので、質問のある方がいたらどうぞ>
・・・
小寺:やっぱり無いですよね。
野沢:質問いいですか?
好きなシーンは明るい所。ひとつ疑問があるので聞きたい。
陽が親友と居酒屋に行くシーン。あそこに出てくる“指輪”はどうしたの?誰の?
←この“指輪”は見た人にしか伝わらないね
世良:お店のやつです。
撮影したのは、駄菓子屋さんみたいなお店。
撮影準備中に、2人で話している時に、見つけ、監督にOK貰って使った。
店員さんを呼ぶ時に使うものです。
野沢:仕込んだんじゃないの?監督のじゃないの?小寺さんのでもないの?
世良:脚本のことを小寺さんに質問したい。書くのは大変だったのでは?
小寺:「夏」「冬」「春」「フィリピン」とバラバラに書いた。まとめてなら、こんなに書けない。
しいたけを:皆で集まって、よくミーティングしていた。たくさんディスカッションした。
流れに沿ってない部分はあるけど、そんな話。
最後に皆さんの写真。
打越梨子さん(前田光/ヒカリ 2役)
「最後の春のシーンは、ウィッグでした~」って。
出原美佳さん(三井あかり役)
上映前に写させて頂いた。この後着替えて登壇。
野沢ハモンさん(梶山工場社長:梶山剛役)
他の方もそうだが、髪型が違うだけでも、役と同一人物とは思えないと伝えたら、
「今が普段の自分。全く違う役を演じられるから役者をやっている。いつも違う」と。
しいたけをさん(高校の美術教師:矢野謙三役)
写真はにこにこしているけど・・・緊張しすぎて、何を話したか記憶が無い(;´∀`)
世良佑樹くん(金井陽役)
映画に関することで、疑問があり、上映前に質問した件。小寺さんに確認して、帰りに答えをくれた。
ロケ地の話をしたら、お墓のシーンのことを教えてくれた。
「次は、神保町花月ね~」と伝えて帰りかけ、写真を撮り忘れたことに気づいて戻った。
映画『光と血』
監督:藤井道人
「なんで俺なんですか。なんで俺たちなんですか。」
当たり前にそこにあった幸せ。
期待していた未来。
ずっと続くはずの日常。
もしそのすべてを失ったら
いじめられっ子を守る心優しき女子高生。
3年間の交際を経て、恋人と婚約した青年。
被災地にボランティアへ通う青年。
と、その姉。
ある日、彼らの人生は一変する。
二度と取り返せないモノの向こうに、彼らは何を見るのだろうか。
これは、ある三つの事件に巻き込まれた被害者と加害者の三年間の物語。
【解説】
「オー!ファーザー」「7s セブンス」の藤井道人監督が、現代の日本を舞台に被害者になった者、加害者になった者の喪失と再生を描く。藤井監督は自身が長年撮りたかったテーマを監督するにあたり、完全自主映画体制で制作にあたった。
【あらすじ】
いじめられっ子を守る高校生の光(打越梨子)、3年間交際した恋人と結婚の約束を交わした青年・陽(世良佑樹)、被災地でボランティア活動を行う健太と姉のマナ(小林夏子)。彼らの幸せな人生が、突然一変する。レイプ、無差別連続殺人、交通事故によって、ある者は被害者となり、別の者は加害者になる。そして、大切なものを失った彼らの運命が絡み合い……。
【キャスト】
世良佑樹:金井陽
打越梨子:前田光
小林夏子:染谷マナ
裕樹:三井浩二
出原美佳:三井あかり
南部映次:古賀壮亮
しいたけを:矢野謙三
野沢ハモン:梶山剛
坂井裕美:佐野翔子
前林恒平:染谷健太
風間晋之介:中居雄一郎
【スタッフ】
新宿武蔵野館にて レイトショー
上映期間: 2017/6/3(土)~6月16日(金)【夜1回の上映】
上映時間: 1時間53分