今日は、映画『光と血』公開9日目。満席だったようですよー。

 

 

 

 

 

 

新宿武蔵野館での上映は、残り5日。

毎週水曜日、新宿武蔵野館は、映画ファンサービスデー。次は14日・・誰でも、1,000円で見れる。

新宿武蔵野館は、当日券に利用できる、特別割引券(300円引き)も公式HPにあるので、よろしかったら・・。

 

 

 

6月7日に、都庁へ免許の更新に行った帰り道。

映画『光と血』のロケ地を通って帰宅。

先日のブログに載せた2枚の写真、映画を見た方はわかったかな。

《6月8日に投稿したブログ》

 

6月3日に映画を見た後で、もう一回見るか否か悩んでたけど、

家で、藤井監督が書いたページを読んでいて、公開中にもう一回見ようと思った。

 

12日の週は、観劇予定がいくつかあるので、ちょっと忙しい。

1,000円で見れるってことも後押しして、7日のチケットを予約。

上映1時間以上前に、「残りわずか」になっていた。

レイトショーなのに、満席ってすごいね(^^♪

 

(上映前に、「今日は友達が10人以上来てくれる」と喜んでいた世良くん。満席で見られなかったんだって)

 

 

映画の話・・。

映画を見て思ったこと。

 

1回目に見た時に、昨年受けたメンタルヘルスの研修を思い出した。

「レジリエンスを鍛える」と言う話。

2回目に見て、やっぱりそのことだと思って、研修の時に貰った資料を確認。

 

「強さ」には、“Strong”と“Resilient”と言う2種類がある。

鋼のような強さと、竹のようなしなやかな強さ。

後者の“Resilient(レジリエンス)”とは、

困難や逆境に直面したり、様々な喪失体験の中、そのままにならずに、困難からしなやかに回復し、最終的には折れずに元通りに立ち直る力。

 

(私が受けたのは、メンタルヘルスの研修なので、ストレス耐性を作るってこと。)

 

映画『光と血』で、「喪失」の中、「光」が見えるのはそう言うことかなって思った。

 

6月3日は、舞台挨拶と少しだけトークショー。

初日の映画上映前と言うことも有り、そんなに深くない話。

2回目に見た6月7日は、公開5日目。

映画の上映後のトークショーだったので、裏話が聞けた。

連日トークショーをやっているということとで、登壇者の皆さんもだいぶ慣れている様子。

 

登壇者:(司会)脚本・小寺和久さん

野沢ハモンさん、しいたけをさん、打越梨子さん、出原美佳さん、世良佑樹くん

 

 

注意 ネタバレあり (映画を見た人にしか伝わらないかと・・)

 

 

 

まずは、自己紹介。(名前と役名)。

写真中央でマイクを持っている方が、しいたけをさん。

この日、初登壇らしい。「あれ?役名・・・けんぞう・・」な挨拶(笑)

 

 

全員を一度に写せない。この写真より左に小寺さん、野沢さんがいる。

 

 

この辺は、ドイツの話をしている時かな。

 

トークショーの最初の方で、小寺さんから、しいたけをさんに、

「今日は何でそんな服装?」の質問があった。

友人とお茶を飲んでてそのまま来たので、Tシャツ+ジャージ+ビーサンらしい。

 

<「夏編」から「冬編」までの間、3ヵ月の撮休中にやったこと>

野沢:甘いものをたくさん食べた。ニートから社長になる役。少し裕福な感じを出そうと・・。

しいたけを:ダイエット。「冬編」で再会した時に、逆の役作りをすれば良かったと思った。

        (皆がダイエットしてたので、ちょっと失敗・・のような話)

       後は、10万円かけてワークショップに行った。

打越:とにかく走った

出原:友人・知人との連絡を一切断った

世良:糖質抜きダイエットをやった。豆腐に納豆をのせ、かき混ぜて食べていた。

同時に筋トレも。(喪失感を出すために、減量&肉体改造)

小寺さんが言ってたと思うんだけど・・。

鍛えた身体を見せられ、写して欲しいと・・・シャワーシーンが無くて残念みたいな話。

 

<ドイツで笑いのおこったシーンがあったらしいが・・>

出原:父親を元気づけさせるため、変顔をするところで、爆笑だった。

日本の試写ではそういう笑いはなかった。

世良:そのシーンと自分の部屋のシーン。部屋がゴミだらけのところを見て大爆笑。

ドイツでは部屋をゴミだらけにする生活習慣はないのでは・・。

 

<映画のこと・・>

打越:よく質問されること。髪の毛は一発勝負で地毛をカットした。

その後の撮影は、ウイッグを使用している

しいたけを:2日前くらいに、ここの後方席で、完成品を見た。

自分のシーンで涙が出た。演技が良かったから・・ではなく、3年前に戻った。

 

<フィリピンロケのこと>

打越:「フィリピンに行きたい」と言うだけでロケに同行した。

監督の頭の中では決まっていた話らしいが、旅に出てから、「ヒカリ(2役目)」をやれと言われ、撮影に参加した。

フィリピンではお金を払って現地の人に協力して貰った。

あまり理解がなく、「まだかよー」みたいな雰囲気があった。

自分が監督から怒られ、喝を入れられたのを見て、現場がピリッとした。

フィリピンは映像以上にすごいところ。ゴミの山だった。

 

<時間が少しあるので、質問のある方がいたらどうぞ>

・・・

小寺:やっぱり無いですよね。

野沢:質問いいですか?

好きなシーンは明るい所。ひとつ疑問があるので聞きたい。

陽が親友と居酒屋に行くシーン。あそこに出てくる“指輪”はどうしたの?誰の?

 ←この“指輪”は見た人にしか伝わらないね

世良:お店のやつです。

撮影したのは、駄菓子屋さんみたいなお店。

撮影準備中に、2人で話している時に、見つけ、監督にOK貰って使った。

店員さんを呼ぶ時に使うものです。

野沢:仕込んだんじゃないの?監督のじゃないの?小寺さんのでもないの?

 

世良:脚本のことを小寺さんに質問したい。書くのは大変だったのでは?

小寺:「夏」「冬」「春」「フィリピン」とバラバラに書いた。まとめてなら、こんなに書けない。

しいたけを:皆で集まって、よくミーティングしていた。たくさんディスカッションした。

 

流れに沿ってない部分はあるけど、そんな話。

 

 

最後に皆さんの写真。

 

 

 

打越梨子さん(前田光/ヒカリ 2役)

「最後の春のシーンは、ウィッグでした~」って。

 

 

 

 

出原美佳さん(三井あかり役)

上映前に写させて頂いた。この後着替えて登壇。

 

 

 

 

野沢ハモンさん(梶山工場社長:梶山剛役)

他の方もそうだが、髪型が違うだけでも、役と同一人物とは思えないと伝えたら、

「今が普段の自分。全く違う役を演じられるから役者をやっている。いつも違う」と。

 

 

 

しいたけをさん(高校の美術教師:矢野謙三役)

写真はにこにこしているけど・・・緊張しすぎて、何を話したか記憶が無い(;´∀`)

 

 

 

 

世良佑樹くん(金井陽役)

映画に関することで、疑問があり、上映前に質問した件。小寺さんに確認して、帰りに答えをくれた。

ロケ地の話をしたら、お墓のシーンのことを教えてくれた。

「次は、神保町花月ね~」と伝えて帰りかけ、写真を撮り忘れたことに気づいて戻った。

 

 

 

映画『光と血』

 

 

監督:藤井道人

 

「なんで俺なんですか。なんで俺たちなんですか。」

当たり前にそこにあった幸せ。
期待していた未来。
ずっと続くはずの日常。

もしそのすべてを失ったら

いじめられっ子を守る心優しき女子高生。
3年間の交際を経て、恋人と婚約した青年。
被災地にボランティアへ通う青年。
と、その姉。

ある日、彼らの人生は一変する。
二度と取り返せないモノの向こうに、彼らは何を見るのだろうか。

これは、ある三つの事件に巻き込まれた被害者と加害者の三年間の物語。

 

 

【解説】

「オー!ファーザー」「7s セブンス」の藤井道人監督が、現代の日本を舞台に被害者になった者、加害者になった者の喪失と再生を描く。藤井監督は自身が長年撮りたかったテーマを監督するにあたり、完全自主映画体制で制作にあたった。

 

【あらすじ】

いじめられっ子を守る高校生の光(打越梨子)、3年間交際した恋人と結婚の約束を交わした青年・陽(世良佑樹)、被災地でボランティア活動を行う健太と姉のマナ(小林夏子)。彼らの幸せな人生が、突然一変する。レイプ、無差別連続殺人、交通事故によって、ある者は被害者となり、別の者は加害者になる。そして、大切なものを失った彼らの運命が絡み合い……。

 

【キャスト】

世良佑樹:金井陽

打越梨子:前田光

小林夏子:染谷マナ

裕樹:三井浩二

出原美佳:三井あかり

南部映次:古賀壮亮

しいたけを:矢野謙三

野沢ハモン:梶山剛

坂井裕美:佐野翔子

前林恒平:染谷健太

風間晋之介:中居雄一郎

 

【スタッフ】

監督・プロデューサー・脚本:藤井道人
プロデューサー:アレクサンドル・バルトロ/久那斗ひろ/牛山裕樹
脚本:小寺和久

 

新宿武蔵野館にて レイトショー

上映期間: 2017/6/3(土)~6月16日(金)【夜1回の上映】

上映時間: 1時間53分

 

★映画『光と血』公開情報
名古屋シネマスコーレ:2017/7/1(土)より
横浜ジャック&ベティ:2017/7/8(土)~14日(金) <1週間限定上映>

 

 

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