映画『光と血』。
初日に見たのに、もたもたしてたら本日公開3日目。
早く感想を書かないと、新宿武蔵野館での上映2週間なんてあっという間。
「舞台挨拶」の様子に書いた通り、私はこういう映画好きだな~と言うもの。
この映画を見に行くきっかけは、応援している世良佑樹くんが主演だから。
公開前は「無辜の血」と言うタイトルだった。
「主演なんですよー。もうすぐ公開されます」と楽しそうに話していた。
公開を待っている間に、藤井監督の映画を何本か見た。
最初に見たのが「7s」。
そして、「さよなら八王子シネマ」の企画で見た、世良くん主演の「東京」・・・などなど。
この監督の作る映画好きだなって思った。
ある三つの事件に巻き込まれた被害者と加害者の三年間の物語。
映画『光と血』は、“喪失”がテーマ。
でも、“普通の人の日常の物語”と言うような話もあった。
「なんで俺なんですか。なんで俺たちなんですか。」
この言葉にすべてが詰まっているような気がした。
被害者も加害者も普通の人。
普通の生活、幸せな時間、そして喪失。なんで自分なのか・・。
ある日、彼らの人生は一変する。
二度と取り返せないモノの向こうに、彼らは何を見るのだろうか。
もう戻れない。
でも、それぞれに苦しんで、生き続けることで、一歩踏み出す。
そんな物語。
メッセージ性があり、持ち帰らせてくれる強いセリフがある。
私は好きだな。そういう作りの映画。
世良くんは、期待通り、やっぱり上手だった。
被害者3人の中では、世良くんがやった金井陽の感情が一番理解できる。
打越梨子さんがやった、前田光。
この人、すごく上手。そして、とってもきれい。
髪を切るシーンでは涙がこぼれて・・・。
良く分からない部分も多い役。私の理解の範疇を超えている。
私が一番好きなシーンは、陽がプロポーズをした時の、彼女の感情表現。
かわいい。
他にもいいシーン、いい役者さん(役)があるの。
でも、ネタバレしないで、感想を書くには難しい。
私自身、★5つじゃないし、100点満点でもない。
分からない部分も、思うところもある。
でも、皆に見て欲しい。そして、感想を聞きたい。
メジャーデビュー後に、インディーズで映画を作ると言うのは、何か試してみたいことがあれこれあるのかな。
パンフレットで監督が書いているページ、後でしっかり読もう。
ロケ地の一つに「ほしぐみ」がある。
店内とお店の外。私は3つのシーンを確認できた。
他にも出てきてたのかな。
すごくいいシーンなんだけど、ちょっと素に戻った←私。
「ほしぐみ」以外にも、「外苑前」とか「新宿西口」とか公園とか・・。
ロケ地が結構わかる。
ダメだダメだ・・映画にどっぷり浸かれない。余計な感情が・・・('◇')ゞ
世良くんのシーンで話に聞いて気になっていたものがある。余計なことが頭に浮かび過ぎて見逃がしたらしい。
どこに使われたのか分からなかった。もう一回見に行こうか悩み中。
藤井道人監督
藤井道人監督のサイン
世良くんのサイン。
上映前にいつものサイン帳に書いて貰って、上映後にパンフレットに書いて貰った
昼間のうちに、パンフレットを購入し、映画館の写真を写した。
記事にまとめ投稿してあるので、よろしければこちらも読んでください!
映画『光と血』
監督:藤井道人
「なんで俺なんですか。なんで俺たちなんですか。」
当たり前にそこにあった幸せ。
期待していた未来。
ずっと続くはずの日常。
もしそのすべてを失ったら
いじめられっ子を守る心優しき女子高生。
3年間の交際を経て、恋人と婚約した青年。
被災地にボランティアへ通う青年。
と、その姉。
ある日、彼らの人生は一変する。
二度と取り返せないモノの向こうに、彼らは何を見るのだろうか。
これは、ある三つの事件に巻き込まれた被害者と加害者の三年間の物語。
【解説】
「オー!ファーザー」「7s セブンス」の藤井道人監督が、現代の日本を舞台に被害者になった者、加害者になった者の喪失と再生を描く。藤井監督は自身が長年撮りたかったテーマを監督するにあたり、完全自主映画体制で制作にあたった。
【あらすじ】
いじめられっ子を守る高校生の光(打越梨子)、3年間交際した恋人と結婚の約束を交わした青年・陽(世良佑樹)、被災地でボランティア活動を行う健太と姉のマナ(小林夏子)。彼らの幸せな人生が、突然一変する。レイプ、無差別連続殺人、交通事故によって、ある者は被害者となり、別の者は加害者になる。そして、大切なものを失った彼らの運命が絡み合い……。
【キャスト】
世良佑樹:金井陽
打越梨子:前田光
小林夏子:染谷マナ
裕樹:三井浩二
出原美佳:三井あかり
南部映次:古賀壮亮
しいたけを:矢野謙三
野沢ハモン:梶山剛
坂井裕美:佐野翔子
前林恒平:染谷健太
風間晋之介:中居雄一郎
【スタッフ】
新宿武蔵野館にて レイトショー
上映期間: 6月中旬まで【夜1回の上映】
上映時間: 1時間53分
名古屋シネマスコーレ:2017/7/1(土)より