「具義」は本当は「トモヨシ」で「グギ」と読ませるのは広告的手法? | 秋山具義のラーメンとデザイン

「具義」は本当は「トモヨシ」で「グギ」と読ませるのは広告的手法?

しわっす。
メンばんは。

木曜の夕方、銀座へ。
ggg(ギンザグラフィックギャラリー)で
その日から始まった
「広告批評展」
レセプションパーティー。

今年のあたまに休刊した
「広告批評」の30年間を
振り返る展覧会で、
ぼくもそのうちの2年間
アートディレクターとして
関わっていたので、
楽しみに、懐かしみに、
行ってきました。

地下には今までの表紙デザインが
大きく引き延ばされ、
壁一面を飾っている。
会場構成はグルービジョンズが
やってるそうで、さすが、センスいい。

この写真あたりが、
ぼくがデザインした表紙が飾られている。
秋山具義のラーメンとデザイン
歩いて見ている人は、
コピーライターの谷山雅計さん。

会場内のラックには、
今までの「広告批評」が置いてあって、
自由に読めるようになってます。

そして、「広告批評」に登場した
人たちの顔を大きく延ばした
「広告批評」サイズのボードもありました。

ぼくのボードも、あった!
秋山具義のラーメンとデザイン

ぼくの下のモノクロ写真は
椎名林檎さんですね。

裏にはその人が誌内で
インタビューで語った言葉が。

ぼくのはこれ↓でした。
秋山具義のラーメンとデザイン

自分の名前のことしか言ってない。。。
「具義」はほんとは「トモヨシ」だけど、
一発で覚えてもらえるから、
「グギ」にしてます。って内容。
まぁ、これも自分を売る
広告っちゃ広告か。

この展覧会、24日までです。
創刊当時の「広告批評」を
読めるのチャンスは今後も
なかなか無いと思いますので、
みなさん、ぜひ!


ラーメンの話。

もう何年も前に
糸井重里さんに薦められて行った
「麺屋武蔵」の青山店は、
サンマ節出汁がクセになる
美味しさで好きだったんですが、
閉店しちゃってたんですよね~。
青山一丁目あたりでは、
ダントツに旨い店だったので、
ガッカリしてたんですが、
11月27日に、
その青山店の最後の店長が
「麺場花火」 という店を
青山一丁目に開いたんです。

「麺屋武蔵 青山」の
醤油味を復活させた
「青山ら~麺」をオーダー。
味玉とチャーシュー入りで。
秋山具義のラーメンとデザイン

うん、久々の味。
旨い。
でも、ちょっと、味が薄くなったかも~。
麺ももうちょっとかたくてもいいかも~。
でも、旨い。
「花火ら~麺」ってのは、
もっと濃いらしいので、
次はそれいってみます。


で、本の話。

1日に発売になった、
秋山具義著「ファストアイデア25
『発想スイッチ』で脳を切りかえる」

どんな内容か、
数回に分けて書かせてもらいます。
これを読んで興味を持ったら、
ぜひ、全部読んでください。

秋山具義のラーメンとデザイン
タイトルの「ファストアイデア」とは、
自分の周囲のさまざまないいところ、
新しいところを取り入れながら、
短いサイクルですばやくアイデアを
出せるようにする習慣という
ことなんです。

はじめにー
「偶然アイデア」を「必然アイデア」へ
から抜粋します。

 「天から降ってくる」というイメージから、
たまに降る「雨」とか、
ものすごくたまに降る「ヒョウ」のように
「アイデア」をとらえる人も
いるかもしれません。
アイデアを思いついたときに
よくあるマンガの表現から、
「雷」を連想した人も多いでしょう。
 私はこの本で、雨やヒョウや雷のように、
こちらの意図しないときに
たまに「降ってくる」アイデアを持つ方法を
書くつもりはありません。
私が書きたいのは、
常に「天から降ってくる」もの、
そう「太陽の光」のように
アイデアが常に自分の周りに
降り注いでいる状態を作る方法なのです。
 ただし、アイデアを出したいときに
出すようにするにはコツが必要です。
それにはさまざまな方法が
あるとは思いますが、
この本では、日常生活のなかで
ほんの少し視点を変えるだけで、
アイデアの種を見つけたり、
毎日必ず使っているモノを
ほんの少し意識を変えて見るだけで
アイデアがわくきっかけになるような
コツを紹介していきます。

この文章に、
この本全体で、ぼくが伝えたいことが
詰まっています。


次回は、

第1章 アイデアの種を拾おう


01ベッドにも美容室にも「アイデアの種」はある 
02大雑把な人向き「ざっくり情報収集術」 
03「どうして?習慣」は「アイデア!習慣」の準備運動 

の内容を抜粋して紹介します。

つづく。