ぼくの神様が死んでしまったのだ。 | 秋山具義のラーメンとデザイン

ぼくの神様が死んでしまったのだ。

先週の金曜の昼ころ、なんか体の節々が痛くて、
熱っぽかったので病院に行ったら、風邪でした。
すぐに家に帰って寝込んでいたのですが、
夜には最高39度8分まで上がっちゃって、
その日のポカリスエット消費量は世界一なんじゃないか
と思うほど飲みながら、ベットの中で寝たり起きたり。

普段平日の夜、真剣にドラマとか観ないんだけど、
することもないので、
日テレの「ヒットメーカー阿久悠物語」を観てたら、
やたらおもしろかった。
幼稚園、小学生と毎週観ていた「スター誕生」とか、
再現のされかたがけっこうシズリました。
高熱の中で懐かしい昭和の歌謡曲のスターを
観ている感覚は、
子供の頃に熱だして布団の中から
テレビの中の山口百恵やピンクレディーを
観ている感覚に近かったなぁ。


次の日、医者でもらった薬のおかげか
熱も下がった週末にテレビを観ていたら
衝撃的なニュースが。
赤塚不二夫さんが亡くなったとのこと。
ぼくは幼稚園のときには毎日のように
ニャロメの絵を描いていて、
友だちにも描き方を教えたりしていて、
小学生のときにはもう、赤塚さんは神様だと
思っていたくらい好きでした。

小学3年のときに
初めて自分のお小遣いで買った漫画が
「チビ太」でした。
まだ大事にとってあります。



大人になってから、一緒に仕事させてもらいました。
2000年に赤塚さんが昔創った
ショートムービー「BAR-AKA brothers」の
劇場用告知ポスターでした。



すごくうれしかったのを覚えています。
そのときに赤塚さんにはお会いできなかったのですが、
今思うと、あのとき無理してでも会っておけば
よかったなぁ、、、、と後悔しています。

赤塚不二夫さんの濃いバカっぷりって
ほんとかっこよかったもんなぁ。。。
今テレビに出て、
おバカタレントって呼ばれてるひとたちって
ただ知識ないだけで、それも無理してバカぶっちゃって
薄いもんなぁ。。。

あー、ほんと悲しいなぁ。
天才バカの赤塚不二夫さん、
ご冥福をお祈りするのだ。