ラジオを語る~Radio! Too Tough To Die!!-あまちゃん なんとなく、流行り物からは距離を置く癖がなかなか抜けなかったけれど、ここ数年くらいはそういった変にカッコつけた意識も薄れ、むしろ、一応は世の中でもてはやされたり話題になっているものはチェックしておくべきではないかと考えるようになった。

かといって何でもかんでも手を出すほどの気力も時間もないのだけれど、これは見ておいてよかった。

NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」だ。

面白い。実に面白い。

・主人公天野アキを演じる能年玲奈のかわいらしさ

・わきを固める個性的すぎるキャラクターたち、それを演じる役者陣の充実ぶり

・地味な女子高生→東北にやってきて海女→潜水士→東京に戻ってアイドルを目指す→大震災が起こって地元に戻る、と激しすぎる展開

・80年代に10代20代だった人には笑いを抑えきれない、しつこいくらいの小ネタギャグの連発

と、「あまちゃん」の魅力を書き出せばきりがない。

おれは第1話からネット配信で少しづつ見ていて、今月ようやく本放送に追いついたが、その「あまちゃん」がついに今週で最終回を迎えるのである。

ネット上では「あまちゃんロス症候群」、略して「あまロス」というのが話題になっている。

「あまちゃん」が終わってしまったら毎日の楽しみがなくなり、大きな喪失感が襲ってくるのではないか、という危惧のことを「あまロス」というらしい。

おれも危ないな。

何せ楽しみが少ないものでね。

「どいつもこいつも流行に乗っかりやがって」などと、おれの若いころのように斜に構えて未見のあなた、変にひねくれずに、だまされたと思って見た方がいいよ。

NHKオンデマンド で見ることができるぞ。

1話ごとにみると金がかかってしょうがないので、1か月945円の見放題パックに加入することをお勧めする。


ちなみにこうして他人に「あまちゃん」を無理強いすることを「あまハラ」、ネタばれをさらすことを「あまバレ」とかいうらしい。

「あまバレ」はしないが、「あまハラ」は積極的にしてしまうというのが趣旨の今日の記事でした。