今日(6月28日)は、帰宅後、珍しくずっとテレビ見てた。

しかもNHKばかり。

19時半くらいから23時半くらいまでずっと見てたんだけど、怒ったり考えさせられたりほろっと来たり、かなり思考と感情を揺さぶられる時間だった。

たまに見たからかもしれないけれど、NHK、なかなかいい番組作ってるんじゃない?

テレビをこんなに見るのは珍しいことなので、いい機会だ、非常に簡単に、今日見たいくつかのニュース・時事をツイッター並みのお手軽さでここでぶった切らせてもらう。

不妊問題。

要は、生物的に一番受精しやすい年齢(多分15歳から25歳くらいだろう)に安心して「バンバン中出しできる」社会環境があればいいんだろうな(下品ですいません)。

男も女もセックスしたい。

特に若い時。

でも「今」妊娠・出産すると困るんで、避妊する。

その「今」が年齢的になんとなく延び延びになって、気がついたら子供が作れなくなっていたというパティーンにハマってるんでしょ、日本だけじゃなく多くの先進国は。

妊娠・出産が困るという要因をどんどんなくしていけば、みんなじゃんじゃん中出しするよ(ホント下品でごめん)。

そもそも、人口減少を憂いて問題提起してるんだろうけど、世界的に見たら人口はいまだに増えてんだから、先進国と言われてる国は人が減って、人類という尺度で見れば、実は丁度いいくらいなんじゃないの?

被災地復興。

固定化した共同体にこだわりすぎるから問題がややこしくなるんだよ。

家族も地域も、一生続くもんじゃなく、いつかはなくなるんだ、流動的で当たり前なんだくらいに思っておけば、津波で家が流されようが家族がバラバラになろうが別にどうってことないと思えるはずだし、現実的に、思う必要があると感じる。

津波で家族を亡くしたおっさんが、その亡骸を探し続けてほしいと泣きながらに言ってたけど、申し訳ない、全く共感できない。

気の毒だとは思うし、ああやってテレビの取材にも顔出しで応じた勇気には敬意を払おう。

しかし、2年たっているのである。

アンタの家族は死んだのだ。

遺体が出てきたところで、命は元に戻らない。

批判覚悟でおれの意見を言おう。

人の命は軽い。

「カイジ」で福本信行先生も述べておられた言葉だ。

重ねて言う。

人の命は軽い。

無神経だと思われるかもしれないが、おれが生きるうえでこの言葉は逆説的に生きるための糧のひとつとなっている。

人の命がホントに軽いということを自覚しまくると、実際、気持ちが楽になるし、前向きになる。


こんなところにしておくか。

書いてて思ったけれど、おれは「個のエゴ」というものに対して非常に大きな嫌悪感を持っているようだ。

かといって、右翼的思想はもっと嫌いなんで、なかなかこのへん自分の中で整理がつきにくいところだ。

末席ながら、カウンセラーの肩書名乗っといて、おれ、大丈夫かな?

まあ、大丈夫だろう。

そもそも、大丈夫じゃなくたっていい。

人の命なんて、ホント、軽いんだから。