前々回の記事「アナログレコード問題と、本田美奈子についての正しい見解」
をアップした後、宣言した通り、アナログレコードを所有しているにもかかわらず、本田美奈子「M'シンドローム」のCDをオークションで買いなおした。
$ラジオを語る~Radio! Too Tough To Die!!-M'シンドローム
左が中学のとき買ったLP、右が今回買ったCD。
あらためて、ばかばかしいなとも思うが、まあ、しょうがねえ。
なにはともあれ、かなり久しぶりに聴いてみた。
やはり、彼女の作品の中では、アルバムとしての統一感が一番ある。
曲がいいし、今回聴きなおしても、18歳の娘とは思えぬさすがの歌唱力。
もちろんリリースから25年以上たってるわけで、それなりにアラも垣間見える。
秋元康の歌詞は、彼女がいかに歌がうまいとはいえ、未成年の女の子に歌わせるには、「え?」というものが多くて、無理がある。
今ならAKB、昔ならおニャン子と、業界の仕掛け人としては一級品なんだろうが、作詞家としては今も昔も「?」マークだなあ。
それから、バックの音、特にスネアの音がさすがに時代を感じさせる。
当時は何の違和感もなく聴いてたんだから、流行としか言いようがないんだろう。
なにはともあれ、久しぶりに聴けて良かったが、同じ音源がアナログとデジタルで2つ所有しているというのが、おれ的には非常に歯がゆい。
かといって、やっぱりアナログ盤捨てられないしなあ。
このアルバムで1番好きな曲、「November Snow」をぜひ、聴いてください。