バイクでみちのく一周ツーリングに行ってきました。

東京からR4を北上、福島市からR13で米沢に抜け、山形市にいる旧友の家に向かい、そこで一泊。

次の日はそのままR13を北上、ちょうど有名な花火大会の当日ということでごった返していた大曲(今は合併で大仙市と名称が変わっている)からR105に入り、田沢湖の脇を通って気持ちのいい山間部のワインディングを抜け、鷹巣(ここも合併で北秋田市となっている)からR285に入り、大館市の親戚の家へ。ここで一泊。

翌日墓参りをして、ショートステイ先の祖母に会い、昼ごろ出発。

R103を東走、十和田からR282に入り、JR花輪線や東北自動車道と併走しながら湯瀬、安比、八幡平を気持ちよく抜け、盛岡へ。

ここからひたすらR4を南下。

あわよくばこのまま一気に東京まで帰っちまおうと思っていたが、夜8時頃福島市で体力の限界を感じ、ビジネスホテルに一泊。

翌日再びR4を南下し、帰京。

オール下道3泊4日はさすがにきつかったが、いい旅でした。


と、全くこのブログのテーマと全く関係ないおしゃべりが続きましたが、お待たせしました。

走行中はずっと愛機であるソニーSRF-M97Vで地方局を聴きまくっておりました。

オール下道ツーリングを決意したのは、ETCをつけてないからというのも大きな理由ですが、長距離走行では選局を頻繁にしなおすことが予想されたからです。

高速だと適当なところで止まれないからね。

そういうわけで、業界初(?)ラジオツーリングレポートを数回にわけ、お届けいたします。


初日は早朝6時に東京の自宅を出発。

文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」をチョイス。

今やラジオ界ではメガネアイドルとして時東あみと人気を二分する(?)唐橋ユミ嬢はすっかりQRの朝の顔になった。

声も、困難といわれる照美の扱いも絶品。

普段は寝てる時間なので、こういう風に番組進んでるんだなとわかった。

吉田照美の番組は、女性パートナーがいかに照美のいなしをうまいことやるかにかかっている。

前任者の子(もう名前忘れちゃったな)はどうもしっくり来てなかった気がしていたので、この交代は成功したといっていいだろう。

やるマンフリークだったおれとしては、小俣雅子とどうしても比べてしまいがちだけれど、まあアレは別格だったとようやく思えるようになったようだ。

唐橋ユミ、十分合格点である。

雲も多いものの日も出ており、気持ちよく埼玉県内を北上する。

栃木県に入り、宇都宮あたりで文化放送の電波がだんだん怪しくなる。

実はバイクに乗りながら携帯ラジオを聴く場合、部屋で聴いたりクルマで聴いたりするのとは別な問題が生じる。

SRF-M97Vはシャツなどにとめられるようピンがついていて、おれもジャケットのクビ周りに装着していたのだが、ラジオとエンジンが近いためか、電波の送信所から遠くなるにしたがってノイズが多くなる。

とくにAMの場合はエンジンの回転音がイヤホンからそのまま「ブイ~ン」と聴こえてきて非常に耳障りだ。

このツーリングに限らず、バイクでラジオを聴く機会の多いおれは、エレキギターと構造はいっしょだろうという単純な思いつきで、ノイズ対策としてバイクのエンジンのプラグ周りからアーシングして極力ノイズを逃がすよう工夫をしている。

多少ラジオへのノイズの影響は少なくなるので、困っている人(そこまでやるやつはあまりいないと思うが)はチャレンジしてみてはいかが?

ちなみに、バイクをかんたんにパワーアップする手段として、プラグをイリジウムなどに代表される抵抗の低い物に変えるという手段がある。

火花が強くなるのでパワーがアップし燃費も良くなるという単純な理屈なのだが、抵抗が入っていない分ノイズが増えるので、AMラジオリスナーには逆効果なのだ。

いくつか試したけれど、バイクでラジオを聴くなら、NGKの普通のノーマルのプラグが一番よい。


話がそれてしまった。

まだ宇都宮じゃないか!

続く。