「え」
突然話しかけられた私は
頭の中がパニック状態。
口をぱくぱくさせる
「遥のクセにナンパ?」
そういいながら笑う少年B
少年Aは
「ごめんね。驚いた?」
と、優しく笑顔で言ってくれる
その笑顔で心が少し落ち着く
「ところで、どうしてそこにいるの?」
あ、えっと・・
言葉が詰まる。
必死にイイワケを考えるけど・・・
「言いたくなさそうだから聞くなよ。遥
教室もどるぞ?」
不良っぽい少年Bが庇ってくれた。
よかったぁ・・・
二年の人に絡まれたなんて・・・
薫ちゃんにどういえば・・・
「って・・ん?」
1-Aにつかつかと入っていく二人
目をぱちくりさせる
「同じクラス・・・?」
嘘・・・大人っぽく見えたのに・・・
スカートのほこりをはらい、教室に戻る
「ギリギリだったかな、」
ふう、と一息ついて席に座る・・・
という設定だったのだが
一つの席に女子が群がっていて座れない
どいてともいえないし・・・
私は皆が群がっている理由が知りたくて近くに寄る
「遥さま!笑顔が素敵です・・・!」
「駿さまぁああ・・・!!このあとお食事でもどうですか?」
「私が先に誘ったのよ?邪魔しないでくれる?」
「何よ!!貴方こそ!!」
乱戦?乱闘??
遥?駿・・・・
「まさか・・・」
「だるいっつーの」
「駅前のレストランでもいいかな?」
そのまさかの。。。さっきの二人・・・!!
そうおもっていると少年B・・・、駿さまと目が合う
「おい。ソコどけ」
「ご、ごめんなさい。いますぐ・・・」
指示通り、その場からぬけようとする
「おまえじゃねえよ。」
そういって、私の腕を掴んでくる
「あ、あのっ・・・私・・・」
混乱状態になる
「さっきの・・・」
そう一言つぶやき
「そいつが座れねえだろ。退いてやれよ」
私の席のまわりにいた女子は無言で退く
私が席に着くと、先生が入ってきて、また長い話が始まった
+++
帰り
「うえーありすうう」
しんどかったよーと今にも伝わる薫ちゃんのダルさ
すると
「ありすちゃんっていうんだ。」
背後から声が聞こえた
「はい。えっと・・・」
「兎田遥。
はるかっていってよ」
とだ・・・ってウサギに田んぼの田だよね
「うさぎさん!」
あ。といった頃には遅かった
殴られる勢いで目をつぶる
「・・・ぷっ・・・ウサギさんって・・・
はじめてだよ。そんなあだ名」
殴られるどころか笑われた・・・
恥ずかしくなる
「ありすちゃん、面白いね」
『ありすちゃん』
優しい声に体が反応する
頭の中で声が響く
「はるかぁ・・・俺に女子あずけんなよ」
すると駿さまがきた
「駿様!」
無意識にいう
「駿様・・・?
だっせ。」
少し傷つく
「皆さんそういっているんですもの。」
というと
「猫山 駿。しゅんでいいから」
猫・・・
「チェシャ猫・・・?」
「は?」
「えっと、じゃあ猫さん・・・」
うう・・・お名前で呼べないよ
「ん。ありす。」
不思議の国にきたみたい。
猫山くんはチェシャ猫。
兎田くんは白うさぎ。
薫ちゃんは・・・ハートの国の女王様?でもなさそう・・・?
「ありす、いくよー」
かおるちゃんが私たち(三人)の中に入って私を連れて行く
「ん。さようなら!」
ぺこっと頭を下げて薫ちゃんと帰り道を行く
というか
「お迎えに上がりました。」
薫ちゃんを送るのほうが正しいかな
「薫ちゃんをお家まで送ってくださる?」
迎えにきた執事に命令をし、薫ちゃんをお家に送る
「いつも助かるよー
一条財閥の娘は気がきくよね」
一条財閥。
数々の会社をもち、今は世界に名を広げている
っていうワケです、
一応みんなと平等ってことで普通の学校に行っているんですが・・・
バレたときはどうしようかと考えています
「じゃ、また明日!」
にっこり笑顔で手を振ってくれる
「うん。、またね」
そういって眠りに着く
その日みた夢はあたたかい夢でした。