Skåneと書くこのお酒の読み方はスコーネです。
アクアビットの話しは2度目になるが、今回は私の人生でもっともおいしいと思ったお酒です。
機会があれば何度も飲みたいと思うお酒です。
このお酒はキレがしっかりとあり、口に含むとそのキレの明確さに驚きます。
シャープな切り口のお酒ですが、味に深みがありアクアビットならではの香草の芳香がしっかりとついています。
このお酒は他のお酒と比べるのも烏滸がましいくらいに高貴な味に仕上がっています。
香草の芳香がキレと合わさり絶妙な味わいを生み出しているのですが、その絶妙さゆえに力強さというものではなく、脆さと儚さをもって存在するお酒です。
スエーデン産のこのお酒はスカンジナビア半島のヴァイキングも飲んだであろうと想像できるが、北欧神話などの神秘的な感じがお酒からも感じとれます。
このSkåneは蓋を開けてみるとさわやかな芳香が感じることができるのですが、アルコール度数40%程度なので常温ではどんどん蒸発してしまいます。
原産地のように温度の低いところで飲むこと前提とすると、保管もキンキンに冷やして保管をしたほうがよいでしょう。
キンキンに冷やすと蓋を開けても香りはそれほど出てきません。
キンキンに冷やしてグラスについで飲んでいるうちに香るのが私のお勧めです。
飲み方のお勧めはロックかストレートです。
グラスに注いだときに他の特徴的なものは色です。
無色透明ではありません。
香草の色なのか樽の色なのかよくわかりませんが、ほのかに琥珀色をしております。
日本のお酒にもこのような色をしているお酒がありますが、Skåneは北欧産ということのためか高貴な色に見えます。
Skåneはとてもおいしいのですが、すごいと思うのが日本人にアクアビットがなじみがないこと。
単純に考えて輸送コストのかかる北欧輸入品は日本にはあまり広まっていないというのがわかります。
日本で一番有名な北欧品といえば私が思うにボルボという車でしょう。
名車中の名車ですね。
他に上げるとあまりありません。
大量輸入するものに関しては北欧からだと大金通行料のかかるスエズ運河を通貨するか、あえて赤道をとおり品質を落とすことになるかどちらかでしょう。
一般的には北欧のものは航空経路で来るものが多いです。
当然頻度も少なく輸送量も少ないためどうしても、現段階でマイナーなこのお酒は輸入されがたくなっています。
今現在ではこのお酒を民間人が手に入れる方法は少ないです。
2005年当時は名古屋の酒屋問屋より購入できました。
当時より貯蓄がある私なので、1ダース単位で購入しても良いと思える唯一のお酒です。
どこかで輸入再開をして欲しいなと思います。
ただし、原価の倍も払うほど飢えていないため現状は我慢するばかりです。
私にはこのお酒が黄金のように輝いて見えました。
このお酒に出会ったときはとあるものを食べる際に一緒に飲むとよいお酒として紹介されていた由縁です。
それをとある記念日に父に買ってもらうようにねだり、見たお酒です。
自分の給料で購入するのも良かったですが、たまには父と飲みたいお酒を飲んでみるのもいいかなと思いねだりました。
私個人の記念日でしたのでいっそうおいしく感じたでしょう。
父もとてもこのお酒を気に入り泥酔して潰れたのをよく覚えています。
あんまりおいしかったので父にそのまま差し上げました。
このお酒に出会って世界のどこかを探せば究極のお酒と思えるお酒もあるのだと、そしてそういうものに関しては自分でよりよいシチュエーションを作りあげ大切に味わえばもっとおいしく感じると気がつきました。
人生に悩み苦しむ人も多くいます。
そういう人はこういうことを繰り返すことでもしかしたら、人生が明るく楽しいものになるかもしれません。
私にとってこのお酒はこういう存在ですが、日本で売られてないことを考えると愛飲者はあまりいないのでしょう。
支持されていないのでしょう。
他の人からはたいした存在ではないのだと思います。
私が思うに様々なことが同じように当てはまると思います。
自分が向き合っているものに対して高い価値を感じるようにできるといいなと思う今日この頃です。


