3月になりました。
3月にはひな祭りや彼岸があります。
季節の移り変わりを感じやすい時期だともいえます。
そして学生さんは受験の合格発表や卒業式もあったり、就職に関するイベントもあると思います。
働いてる人は決算前で忙しい時期でもあります。
そんな3月ですが私はあまり好きではありません。
3月のイメージはあっという間に過ぎ去る月。
何かを始めるには早すぎて遅すぎる月。
そんな3月は昔は弥生と呼ばれていました。
そんな私が3月の初頭に一度だけ3月が好きだと強く思った出来事がありました。
それは大学2年の頃です。
場所は京都の嵐山だったと思います。
嵐山の付近を歩いていたらとても綺麗な一厘の梅がありました。
今まで花を見て綺麗と思う余裕がなかったのかなんとも思わなかったのか忘れましたが思わず写真をとってしまいました。
その花を見ていてなんともいえないこみ上げるものがありました。
それは梅林公園という場所です。
実は梅林公園というのは日本各地にあります。
その中でも私の指すこの場所は・・・・・高校の近くでした。
高校1年の春2年生にあがる時、部活の中でお気に入りの女性と自転車2人乗りしてよく通った公園がそこだったのです。
その子とは部活の仲間としてすごく仲良く、出会ったときからかなり好印象でした。
そしてたまたま同じクラスであったことと、学校へ行って彼女に会わない日がないことも好感を加速させることでした。
学校内の誰よりも話したり、一緒に行動した女性が彼女ですが、私は別の子と付き合ったりその子に女性を紹介してもらおうとしたり彼女にそっけない行動もとったりしてました。
それは自分の恋を部活のために、仲間としての結束のために発展させてはいけないと自分で戒めていました。
おかげで彼女に対する思いを打ち明けることもなく、相手の思いも打ち明けさせないようにしていました。
こういう感情って今思うと高校のときが最初で最後だった気がします。
高校卒業したら仲間のためという言葉が少なくなったのは事実。
恋の障害が少なくなったのが事実。
恋に障害が少なくなると恋の成就は早くその後の進展や悩みが始まる。
しかし、切ない気持ちやきゅんとする気持ちや他のものを見て感傷的になる感情が薄くなる。
梅林を見てあの枝にポツポツ咲く花と、しっかりとした色、そして散りにくい花びら。
春を知らせる前に咲くかわいい花。
梅を見ると高校生を思い出します。
そしてそれを思い出した嵐山の梅。
梅を見るたびに思い出し、梅を見るたびにさらに梅が綺麗に咲き誇るという繰り返しの人生。
いつまでも梅が綺麗にみえる人生を送りたいものです。


