僕の大嫌いな




とても大嫌いな





殴る

蹴る

押さえつける





【暴力】だった。










何にも変わってなかった。







父親からの暴力は、


父親に少し抵抗できるようになった
高校3年の時から確実に減った。








だが、今でもあの時の夢を見て
大量の汗をかいて起きることもある。






あの顔、

あの目、

あの表情、




なによりあの人は夢の中ではうちの家族を
皆殺しにしてくる。





そして、無尽蔵に追いかけてきて






いくら逃げても

いくら叫んでも

どれだけ逃げても

僕を滅多刺しにする…






家族を殺す姿も、僕を指し殺す姿さえも
実際にあったことでは無いのだが、



全て僕の中でHDテレビのように
綺麗に投影される。





嫌なことだけ覚えてしまうこんな脳は
誰にとって利を図るのだろう。

神様が本当にいるのなら
尚のこと問いただしたい…





そんな夢に更に
KSまで出てくる。

ついでのように登場するDT。







夢にまで出てきて思い出させる
練習後のあの光景。




あの時の僕は確かに
空気が読めなかったかもしれない。




だがしかし、
そこまでやる必要は

決して無い。






またも話が逸れてしまったが、






要約すると、



空気が読めなかった僕は、




個人練習後、明日早いから


練習切り上げようとみんなも終わりだったからか





早くしよう!と片付けをせっせとし始めてた。






するとまず、DTが

僕にキレて僕を用具倉庫の側面に
押さえつけた。
口を手で塞ぐような形で


ドンっ!

と鈍い音がなった。


後頭部が少し痛く、
とてもびっくりした。






彼のいうことは間違いではなかった。


お前1人の都合で早よ帰ろうとか
自己中だ
的なニュアンスのことを言われた。





いや、間違ってはいないが、



そしてそこにあいつが参戦してきた。





KSだ。




押さえつけられている僕を
刺すような視線で半径30センチほどまで
寄ってきた彼は
DTに蹴られ始めた僕に一緒に蹴り始めた。




書いてる途中でこんなネガティヴになってるけど
本当に恐怖だった。




他の奴らも止めるそぶりを見せる奴はいたが、
あくまでそぶり。





火の粉がかかるのを嫌う彼らは
僕の目に加害者として映った。






1人がようやく止めに入って、
まだ俺はこいつをみたいなそぶりのDTと
KSをビクビクしながら立ちすくむ僕は
笑い呆ける膝を止められないでいた。




何より、一番辛かったのは






親友に裏切られたことだった。







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