僕は、円藤さんを探した。
スタッフさんとかに聞いてみたら、『いや、見かけてませんね』と言われた。
いろんな人に聞いてみても誰も見てないとのこと。
どうしたんだろう?.......
胸がざわざわする.....
外には行ってない....よね?
僕は、色んな階へ行くが姿形すら見当たらなくて
時間見たらもうすぐ収録に呼ばれる時間に迫ってた。。
後でいいかな?
何も今じゃなくてもいいし....と僕は、諦めて自分に楽屋に戻ろうとした時、どこからか声が聞こえた。
「......ーーー」
その声は聞き覚えのある人...
耳を澄ませて声の出所を探すと、一つの楽屋前から聞こえた。
周りを確認して人がいないのを見計らってドアに耳をつけた。
すると、声の持ち主は『円藤さん』だった。
あと、もう一人いる??
どうして嵐の楽屋から遠い所で話してるんだろう....
僕は、気になって円藤さんたちの会話を盗み聞きした。
「......誰も見られなかったですか?」
「.....はい。嵐には見られてません」
「.......それで、あれはうまくいくんだろうな?」
「大丈夫です。刻々と準備は進めてあります。今夜には....」
「わかった。くれぐれもばれぬよう慎重に.....」
「ーーーはい。」
すると途中で声が聞こえなくなった。
ん?とさらに耳を澄ますと足音がドアの方に近付くのを気付いて、僕は慌てて隠れる場所を探す。
トイレがあったのでそこに逃げて隠れた。
チラッと角から覗くと円藤さんともう一人に男の人が現れた。
と、そこで何やら会話をしている。
だが、遠くで聞き取れなかった。
そして円藤さんと男の人は、別々に別れ
円藤さんがこっちへ来た。
やばい!と思い、個室に入ってことが過ぎるのを静かに待った。
その間、円藤さんたちの会話に内容を考えた。
(なんの話をしてたんだろう.....今夜がどうとか言ってたよね?)
もしかして皆が危ないんじゃ......
僕は急いで楽屋に戻ろうと静かに個室から出て楽屋に戻った。
ーー楽屋に戻ると皆が心配してた。
「リーダーどこ行ってたの?
てっきりマネージャーの所に行ったのかなって思ったのに、」
大野は苦し紛れに言った。
「あ、ごめんねっちょっとトイレに行ってて....」
「....そう?まぁならいいけど...」
「さっきスタッフさんが呼びに来たよ!早く行こう?」
「ーーう、うんっ」
ーーどうしよう、言えなかった。
メンバーの顔を見たら言えなかった。
収録終わったら言おう。
これは嵐に関わる問題なんだから
円藤さんが何かしようとしてるのにそれを見逃すことなんて出来ない。
僕は収録へ向かった。
収録が終わり、五人は楽屋に一旦戻った。
収録中大野はずっそわそわしてた。
この間にも何かあるんじゃないかと、そればかり思っていた。
警戒しすぎて話を聞いてなかったり.....
「ごめんね皆、話聞いてなくて....」そう言うと皆は笑って「いつものことじゃん!」と言った。
「いつもだった?」
「うん」と一斉に言うメンバー。
「えーーーそんな感じー??」
皆が笑うから僕も笑う。
やっぱり皆といると楽しい。
だから余計嵐を壊しちゃいけない。
五人が楽屋に入った瞬間、大野はメンバーを呼び止めた。
「ーー皆、ちょっと聞いて!!」
大野の言葉に4人は止まって大野を一斉に見る。
「どうした?」
「あの...あのさーー「皆さん!!」
言おうとした時、誰かに話を遮えぎられた。
五人は廊下に顔を出してキョロキョロ探すと、
遠くから円藤さんが歩いてきた。
「一本目、お疲れさまです」
「「「「お疲れ様でーす」」」」
偶然なのかわざとなのか大野の言葉を遮ってメンバーと話してる。
「ちょっといいですか?」
そう円藤さんは僕らを楽屋に入れさせた。