相葉に恋の相談をされた俺はどうしていいか分かんなかった。
それは相葉の好きな人が俺の初恋の人だからだろうか.....
勢いで相葉に慰めたけどほんとにこれでよかったのだろうか.........
あぁ、どうして好きな奴が被っちまうんだろうな。。
しかも恋の相談して背中押すなんてとんだピエロじゃん。
「あーあ、寂しい男だな俺。」
と、ソファに仰向けで寝っ転がる。
さっきまでうるさかった自分のリビングが今はすごい静か。
俺は思った。
もし、彼女と俺が仲がよかったら....
ただのクラスメートじゃなくて友人としての近さだったら何か違ったのだろうか?
だって今の俺は彼女のこと何も知らない。
でも...........相葉は知ってんだろうな.......
ーー初めて俺は相葉の事羨ましいって思った。
そしてそんなことがあった俺たちは25歳になった。
俺は相変わらず仕事してゲームしての毎日。
外に出ることなんてめったになくて
だから彼女を作ることなんてない。
相葉とは今でも友人関係が続いている。
こんなに続くなんて俺自身信じられないほどだ。
そしてーー.........今日、六月二十日。
俺は結婚式場に居る。
慣れないカッコで式場に居てなんだかそわそわする
俺はスタッフに呼ばれて式場の楽屋に通されて
ふうと一呼吸置いた後、ドアを開けた。
ーーーーーガチャ。
あけるとそこにはーー
「ーーニノぉ~~!!」
「.......相葉さん」
にこにこで手を振って俺に近づいてきた。
「ニノーやっぱきてくれたんだね!ありがと!」
「なぁ.......お相手さんは?」
キョロキョロ探すと「今、着替えてる最中なんだ!」と嬉しそうな顔の相葉。
「.....あぁそう。」
なんか俺がドキドキしてきた。
俺の変な態度に相葉が気付いて言う。
「ーーどうした?緊張してる?」
「いや..........」
「ーそりゃそうだよね!仲人のスピーチ頼んじゃってごめんね!」
「...........別に。」
そう会話してると女性スタッフが俺たちのいる楽屋に入ってきてこういった。
「ーーすいません、新婦さんのご準備ができました。
ご覧になりますか?」
そういい、俺は相葉とともに新婦の楽屋に行く。
そして楽屋を開けると、
そこにはキラキラな人がそこに居たーーーーーー
「............みーー」
「美羽っっ!!!」
後ろで満面の笑みで新婦に近寄る相葉。
にこにこ微笑ましそうに笑いあってる二人。
そう、相葉は今日結婚式を挙げることになって
そのお相手は『林美和』ちゃんだった。
「.......いや....もう相葉.....かな」
俺はそうつぶやいた。