二人の突然のハグに黄色い歓声が飛ぶ。
すると、我に返った二宮が、慌てて相葉の肩を叩いた。
和「――あ、おい.....ちょっと.....」
雅「・・・・・」
和「ちょっと.....離れて?」
雅「やだよ。なんでよ?」
和「いや........――――暑苦しいんだよっ!!」
と、苦笑い気味にぐいっと引き離した。
引き離された相葉は下を向いてクスクス笑ってる。
怪訝な顔して相葉を覗き込む二宮。
和「.....なんだよ。きもちわりぃなー....」
雅「ふふ.....なんだよぉ~~」
突然ぐいぐい肩を押す相葉。
和「な、なに!?」
雅「もうぉ~~照れんなよ~~~」
和「はぁ?.....照れてねぇよっ!///」
そう言うも顔はほんのり赤かった。
雅「このこのぉ~~ふふふふっ」
壊れたかのように笑いだす相葉にメンバーは引きつりながら笑う。
翔「......相葉さんが壊れた。」
智「.....ははっ」
雅「ふふふ...........――あっひゃひゃ!!」
和「うわ?!なんだよ?.........いたっ、痛い痛い!!」
笑いながらバシバシ二宮の肩を叩く相葉に
「だからなんだよ!!」と大きめな声で制止した。
すると、今度は真顔で二宮を見つめた。
その視線に引きつる二宮。
雅「ニノ........遅いよ.....遅い。
待ちくたびれたよ......」
和「.....」
雅「早く言ってよ?....今日、一緒に出れるんだよね?」
和「......――えっ!?」
雅「こうやって出てこれたんだから、一緒にライブが出来るんだよね?」
和「いや、あの....相葉さん?...俺、リハもまともに――」
そう言うと、無理やりぐいっと前に出される二宮。
雅「――はいっ!何か言う事あるでしょ?...皆、ニノの事待ってたんだから!」
そう言ってマイクを持たされ一人前に出され、
他のメンバーは後ろで整列した。
ファンが二宮に注目する中、
二宮は、照れくさそうに話しはじめた。。。
和「......えーと......一ついいですか?
僕の事......待っててくれた??」
すると、「はーい」と言うファンや、パチパチ拍手する人、うんうん頷くファンがいた。
それに、嬉しくなり顔を背けると、
雅「なーにー?照れてんのー?」
翔「――泣いてる?」
潤「はい、前向いて!」
と茶化すメンバー。
和「ーーふう...えー.....
皆さん、待っててくれてありがとうございます。
本当のことを言えば、俺は、不安でした。
ファンの方には理由も知らせず、いなくなったのは、事実だし、
それでも、こうやってここに来てくれて......
あの、ぶっちゃけ嫌いになった...とかいる?」
そう言うと食いぎみに「―――好きー!」と言うファンの皆。
ちょっと照れ臭くなり顔を天井に向けた。
和「あ...ありがとう...(照)
えっと、まぁ、色々あって...メンバーのことも忘れたこともあった。
あなたたちのことも.......それは、ほんとに申し訳なく思ってる。
俺、ここに戻ってきてよかったのかな?とか、考えてて.......」
すると話の途中で相葉が「―――戻ってきていいんだよ!」と言うと会場から笑いが起こる。
すかさず櫻井二宮が間に入った。
翔「あ、すいませんっ。
悪いやつじゃないんで!」
和「あの、僕が話してるんで黙っててくれていいですか?」
潤「お口チャックね!」と松本が言うと
ジェスチャーで口を閉じる仕草をして黙った相葉。
気を取り直し、話を続ける二宮。
和「えー、ちょっとずれましたが.....
ほんとに俺を受け入れてくれてありがとうございます。
これから精一杯、お仕事頑張って、また新たに
ここで、皆と会えるのを楽しみにしたい!」
するとまた、相葉が話を遮った。
雅「いや、ちょっと待って!!
今日、一緒にコンサートするでしょ?」
和「えーと、あのー....」
戸惑う二宮に櫻井が変わって話をした。
翔「今は無理だって、リハもまともに参加してなかったしさ....
これから話し合ってどこから、ニノが参加か、まだ今は分からないし....」
雅「んー、そっか。難しいよね...」
落ち込む相葉を見て、会場もちょっとどんよりとしたのを感じ取った二宮は、
和「いや、でもね!!
頑張って練習するから!だから、待っててください。
必ずここに戻ってくるから。」
二宮の言葉に会場は拍手喝采となった。
そんなファンの顔を一人一人眺めながら、
優しく微笑んでいる二宮だった――――――。。