相葉二宮大野の3人は、続いて相葉の家へ向かった。
雅「――じゃあちょっと待っててねっ!!」
手を振ってマンションの中に入って行き、二人は車で待つことに。
その間、隣にいる二宮を見つめる大野。
........ここにいるニノは間違いなくニノなのに。
どうして、僕たちの事忘れてしまったの?
ニノにとって僕らは忘れてもいい存在?
記憶が無くなるんだったら違うことを忘れてよ.....。
悲しげな目で二宮を見つめてるとパッとこっちを向いた二宮。
和「――.....ん?なんですか?」
今のニノも素直で可愛いけど......おいらはやっぱり、素直じゃない、ぶっきらぼうのニノがいいよ.....
「ん?」とした顔で大野の顔を覗きこむ。
智「――ううんっ!旅行楽しみだねっ!」
和「..........うんっ!」
(早く戻ってほしいよ.......僕らはいつでも待ってるからね?)
智「ねぇねぇ、ハワイに行ったらどこ行きたい?」
和「........えーと、よくわからない。何があるの?」
智「うーん........やっぱり海かな?」
和「......海、好き?」
智「――うんっ、おいら釣りが好きなんだっ!」
和「へぇー、じゃあ釣りがやりたいっ!!」
智「――えっ?!......だ、大丈夫??」
和「何が?」
(.......今のニノって、船酔い・・・平気なのかな?)
智「......揺れたりもするし、ちょっと酔っちゃうかもしれないよ?」
和「.....うーん............じゃあやめとく(笑)」
智「ちょっとニノ!」
ガバッと二宮にもたれかかる大野。
和「――ははっ!ごめんっ!」
(あれ?.......今の感じ・・・普段ぽい。)
大野は二宮をぎゅーーと抱きしめる。
和「――ん?え?.....どうしたの?」
智「ニノぉ~、大好きだよぉ~~」
和「.......ふふっ。ちょっとやめてくださいよぉ~~」
智「えーいいじゃ~ん!....ニノもまんざらじゃないくせにぃ~~」
和「満更じゃないですっ!(笑)」
と、そんな所に準備が出来た相葉が現れた。
雅「――お待たせぇー!!遅れてごめ――」
和「――はははっ!くすぐったい!!」
智「――おりゃっ!くすぐり攻撃っ!!」
雅「・・・・・・・・」
二人が盛り上がってるのをじっと見つめる相葉。
すると、口元がニヤッと笑って、二人の元に飛び込んだ。
雅「――ちょっとぉー!俺差し置いて、何二人で盛り上がってんのぉー?俺もいーれーてっ」
和・智「――やだっ!」(きっぱり)
落ち込んで、一人席に座る相葉。
雅「いいよっ.....別に。そんな羨ましくねぇし.......あーー退屈ぅーー!!......あだっ!?」
伸びをした瞬間、自分の頭にパチンと叩く音がした。
バッと後ろを振りむくと知らんぷりの大野と二宮。
でも、大野は薄ら笑っている。
雅「なっ.....今、叩いたの誰っ!?――リーダー?!」
大野は首を振って二宮を指す。
雅「..........ニノか。」
和「―えっ!?ちが・・違うよ!!」
二宮も大野を指す。
じーーとにらみを利かす相葉に、構える二人。
――が。
雅「あー!眠くなっちゃったっ!俺、少し寝よ~」
ドサッと席に横になる相葉を座席の上から覗き込む二人。
目を閉じたのを確認した二人は手を相葉の頭に近づけた瞬間、、
「ギュっ」とその手を掴む相葉。
雅「―やっぱお前か!!」
和「――わっ!?え.....」
驚きが隠せない二宮。
和「ま、待って......今のは僕だけど、さっきのは大野さんだよ!?」
智「zzzz」
横を見ると、座席に背中を埋め、寝ている大野。
雅「.....ほーほー、嘘つくんだねー....悲しいなぁー俺は。」
和「.......わ.....ちがっ......大野さ――」
雅「問答無用!!――てりゃ!!」
くすぐりをする相葉に笑いながら逃げようとする二宮。
そんな二人を横目に目を閉じたまま笑ってる大野。
3人の間には笑顔がいっぱいだった。
そして3人を見守る白石さんまでも笑顔。
性格は変われど、僕らの事忘れようと、一緒に楽しさを共有するのは変わりはない。
この時は今起きてることを忘れ、普通に楽しむ3人だった―――。。