和「――ごほっ.....はぁ・・はぁ・・・」
相葉がこっちに向かっていく途中、二宮は椅子にくくまれて苦しんでいた。
「二宮さん、今から相葉さんがこっちに来ますよ。よかったですね。」
和「―――!?」
.........なんで・・・なんで来んだよっ......。
この人の話なんか聞くなって言ったのに・・・。
「じゃあ、私は隠れてますから。」と二宮を置いて、倉庫の奥に消えていった。
居なくなったのを確認した二宮はぐっぐっと手を動かした。
だが、強く締め付けられてるため、びくともしない。
和「―――くそっ!!!」
――早くここから逃げ出さないと。
俺としたことが・・・・こうなることは分かってたはずなのに・・・。
相葉さんに犯人を知られるわけにいかない。
だってあいつが・・・・あの人が犯人って・・・・・しかも理由が......あんなって。
俺だって信じられねぇよ...........。。。
だから、来るな。絶対に..........。俺なんかどうなってもいいから......助けに来るな。。
*******
――話を二宮の釈放されたところまで戻る。
・
二宮は一旦警察署から解放されて、家に帰ることに。
でも署から出た瞬間、アイツからの番号から電話が掛かった。
「大変ですね」と呑気な人だ。
こうなったのもお前のせいなのに・・・。
すると、そいつからの言葉に唖然とした。
「―――私の事、知りたいですか?」
――なんで?今なんだ?
「時間を掛けても仕方ないので、・・・私の事を知りたいのであれば居場所を教えますよ?」
知りたいけど......これが罠だってバカでも分かる。
でも、もうこんなことから解放されたい。
皆には迷惑はもう掛けられない。
だから俺は罠だと分かっててそいつから言われた場所に向かった。
―――そこの倉庫はあんまり使われていない、錆びかかった倉庫だ。
二宮が倉庫の中に足を踏み入れどんどん中に入って行くと、上に吊るされた鉄の棒が落ちてきた。
ガラガラガシャン!!!
和「............あっぶねぇ・・」
ギリギリで避け、息を整えてまた歩き出す。
そんな時だった。
横から現れた男を見て、愕然とした。
和「―――!?.......あ、あなたは......」
「一人で来たんですね?」
――なんでこの人がここに?
「頭が働かないようですねっ」
和「.........なんであなたが・・・・」
「もう時間がありません。私はあなたを殺します。」
和「―――なっ!?」ビクッとして後ずさりする二宮。
「でもまぁ、少しだけお話しましょう。」
和「あんた.......俺を殺したら別に犯人がいるっていずれわかりますよ?」
「いいですよ?.....あなた達がバラバラになれば.......これで私の復讐も終わります。」
和「――復讐?俺らがあなたに何をしたと?」
間が開いた後、ゆっくりその人は喋り出した。
その話に唖然と聞いた二宮は・・・。
和「そ.....そんなんで復讐しようと?」
「こっちには重大な事です。まぁここまで来るのにも5年は掛かりましたから。」
和「じゃあなんですぐ行動しなかったんですか?」
「............意外とあなた達と居る時間が楽しかったからです。」
和「―――えっ?」