↑全日本男子FSを観に行く前日、私はいつものごとく婚活のためのデートが入っておりました。
そうそう、書こうと思ってたことがあったので、今更ながら書きまーす。
この日のデート相手はピカソさん。
ピカソさんとは…
10月末頃に婚活パーティーでマッチングした人。
38歳エンジニア。趣味: ツーリング、美味しいコーヒーを飲むこと。
マッチング後、3度のデートを重ねるが、特に付き合うなどの進展もなく、すごく好きって訳じゃないけど、キープしとく?って感じでこの日4度目のデートに至る。
※ちなみに仮名の「ピカソ」とは彼の所持する車の車種に由来する。(私は詳しくないからそんな車種聞いたことなくて知らなかったけど…)
この日は、日帰り温泉に行く約束。
天気は朝から雪
私は前日の男子SPを見た翌日で、頭の中はチョーカー羽生でいっぱいだった。気分はとにかくルンルンなのである。
うちの最寄り駅まで迎えに来てくれて、そこからしばらくドライブが始まる。
途中お昼になり、行く途中でラーメン屋に寄った。ピカソさんおすすめのラーメン屋のようで。
美味しかったので、私はぺろっと食べましたが、ふとピカソさんを見ると、一口食べてからずっと手が止まっている。
途中でトイレに行き、なんだか調子が悪そうだった。結局、ピカソさんはラーメンをほとんど残してラーメン屋を出た。
具合が悪いならこのまま帰りましょうと言ったのですが、決して具合が悪い訳ではなく、なぜかラーメン口に入れようと思ったら入っていかなかった…と。胃は調子悪いけど、他は大丈夫だからこのまま温泉に向かおう、と。
温泉に着いたのは14時頃。
時間が時間だったからなのか、私が温泉に入った時、誰一人ほかの客はいなく、貸切状態だった。
雪がちらほら降る中で、入る貸切露天風呂は最高だった。
昨日はSPに酔いしれ、今日は情緒あふれる温泉景色、明日はもう天国行きだな…!とか思いながらお湯に浸かっていた。
お風呂上がって(もちろんメイクは落とさない)、ピカソさんと合流して帰路へ。
帰りは行きよりも雪が強くなっていた。
帰り道は、途中でちょっとした道の駅に寄りました。行きも帰りも車の中では、まぁなんとも取り留めのない会話だらけ…笑
最初は、婚活界隈の男たちの探り合ってくるような質問に疲れて、それがないピカソさん気楽だなとか思ってたけど、未だにこの調子って…
この人婚活する気なくない?
前回のデートで、結婚観の話振った時に、40前までには…とは言ってたけど、それっきりそう言う話してない。こっちから振らないとそういう話してこないし。
いい意味では婚活疲れしてないけど、慣れてなさ過ぎる…
予想はしてたけど、4度目のデートでもなんの進展もないな。
そして、この帰り道、ここから一気に「ないな」って方向に傾いてしまった。
話題はアウトドアの話へ。
ピ「キャンプツーリングとかもいいなって思ってて。今度一人用のテント買おうかと思って。」
ツーリング=彼女と行くものではなく、ツーリング仲間or一人で行くもの。
一人用のテント=完全にソロキャンプを想定。
あなたの未来に彼女像というものはあるんですかね…?私、ソロキャンプに行った感想を聞くための茶飲み友達を探してる訳ではないんですが…
アウトドアから登山の話へ
ピ「じゃあ、雪溶けたら今度登山にでも行きますか!」
雪溶けたら=山開きの相場は早くとも3月
待て待て待て…
ん?なんで少なくとも3月まで私がフリーでいると思うん、、?
え?告白されてもないし、全く恋愛ムードになったこともないけど、まさか付き合ってることになってるの…?笑
日帰り温泉デートしたら付き合うという暗黙の了解でも彼の世界にはあるのかしら…
それともここで
「じゃあ私たち付き合いますか?」とでも言って欲しかったんだろうか…
前なら、私からそう言ったかもしれない…
でもなぜかこの時、異様にイラっとしてしまって、その瞬間に恋愛対象から一気に外れてしまった、、その時はっきり悟ったこと、受け身すぎる男イライラする…
うん、過去思い返したら分かってる。
一番嫌なのは私を傷つけるタイプの人。
そんなんに比べたら、ちょっと優柔不断で決断力ないかもしれないけど、怒ることとは無縁な穏やかな人、そういう人の方がいいんだと思ってたくせに…
そう言い聞かせようとするのだけど…
だめだぁーーー
イライラするーーーー!!
心が叫ぶ。
そしてこの段階からイライラしちゃう人は男に見れなくなるーーー
昔から顔馴染みで、よく知ってる間柄だったらまた違ってたのかもしれないけど、会って間もない大した関係性も築けてない状態でこれだと一気に崩れる…
時刻は18時を回っていた。
あぁ〜帰りてぇ…
明日のたまアリの準備してぇ…
もう少し、もう少しで終わる、頑張れ。
そんなこと考えてたら、ピカソさんがやはり胃の調子が悪いからか、途中トイレに寄りたいと言い出しました。
途中、通りかかったリサイクルショップに急遽駐車。
私「あ、じゃあ私車で待ってますね」
ピ「いえいえ、色々あるから中見てていいですよ」
え?いや、トイレ終わったらとっとと帰りたいんだけど…
と言えるわけもなく、店内に降りてしまった…
適当に店内うろついてピカソさんを待つ。
あ、戻ってきた、さぁじゃ行きま…
えーー
店内物色し始めたよ、、
ピ「リサイクルショップ見るの楽しいですよねー」
えっと、うん、リサイクルショップは楽しいですよねぇ。
でもほら、今日は一日中午前中から出掛けてるし、そろそろ帰りたくありませんかねぇ…?
何を探すわけでもなく、目に入るものをじーっと見ているピカソさん。
なかなか出口の方に行かない…
ほら、具合よくないなら早く帰りません…?
この時私は「帰りたい値」限界に達していた。
翌日たまアリの準備があるからという理由だけではなく、付き合ってもない人と一日中一緒なのはやはり疲れるから。
思えばピカソさんとデートの時って、大概一日コースだった…
他の人だと、まず様子見るためにごはん食べたりお茶したり、長くても半日くらいって感じだけど、ピカソさんの場合、初回のデートからご飯食べて、そのあとドライブ、景色見たり…みたいな長時間コース、かと言ってそのムードの中告白するわけでもなく、単なる長丁場のデート。
正直それが4度目となると、結婚適齢期以上の女としては時間の無駄にしか感じない…
今、アプリでマッチングした人とは同時並行で会う約束を取り付けている。
同じ日の昼に会ったかと思えば、その日の夜にまた別な人に会う。
なので、ピカソさんに会うだけで一日使うのはもったいない…
実はこの日帰り温泉デートの日取りを決める時にも、「明日どうですか?」と急に言われ、いやいや、こっち1週間前から約束入れてるから無理ですから…
なんで私が他の人と会ってると思わないんだろう…
良くも悪くもマイペース。
そのペースについて行けず、私はここでリタイアしました。
送ってくれた帰り道、
「じゃあ、またどこか遊びにいきましょう!」
と嬉々として手を振るピカソさんでしたが、ごめんなさい、2度と会うことはありません。
〈今回の教訓〉
だらだら先に進まない男は婚活市場論外。
さ、新年気持ち切り替えて行きましょ〜