通訳作業に「言い換え」(paraphrase)ちうモンがあるちうわけや。コミュニケーションの成立を助けることが通訳ちう作業の命題であると規定すれば、発言をとりまくずぅぇえええぇぇええんぶのコンテクストを通訳サービスは参照して訳出表現を選択する必要が生じるちうわけや。



「発言モンが聞き手の心に作り出したいと考えとるイメージをほぼ正確に再現する」ためには、聞き手の受け入れやすい表現を工ムコはんせなならへん。直訳は聞き手に理解されにくく、負担を与える場合がおーいからであるちうわけや。



 せやけどダンはん「通訳モンはことばを単語しとつしとつの単位で異国語に変換しとる」と思い込んでいる発言モンは「ウチのしゃべるとおりに訳せばええ」としゃべるわ。せやへなんだら、両国の言語がわかる出席モンに「ちゃう言い方をした」と指摘さはることもあるちうわけや。



このような発言によって、ようけの人々が通訳モンを単語をつぎつぎに異国語に変換する機械のようなもにゃと認識しとることがわかる(「直訳でやっておくんなはれ」とか「逐語でお願いしまんねん」やらなんやらと依頼さはることもある)。次にいささか不思議な例をしとつ紹介したいちうわけや。