ずっとコロナパンデミックの不安な話ばかり書いているけど
今とっても大変な事になってるNY
NYだけで世界のどの国よりも感染者数が多い、、
NYのお友達に安否確認の連絡したりする中
NYでの長かった不倫生活を思い出す機会も増えた
NYで暮らし始めたのは2003年
私の渡米は結構遅い、その当時もう 30歳だった
料理が好きだった私は東京で飲食で働いていて
中規模のお店のキッチンを任されていたんだけど
なんか先が見えないな、、って漠然と将来の不安があったりした、、
仕事辞める事にした時に
自由になったんだからと全ての貯金をおろし
長年の夢だった食べ歩き目的で3ヶ月訪れたNYがめちゃくちゃ楽しかった
なんであんなに楽しかったんだろうって今振り返ると
いいお友達にも恵まれた事と
なんだかんだ紹介で三十路の癖に何故かモテまくって
日々美味しいところに食べ歩きデートで連れて行ってもらって
自分の貯金は家賃と語学学校だけに使い
食べ歩きはほぼお金もかからず
しかもとっても立地の良いアッパーウエストに住んでいたにも関わらず
お家賃もたったの月$200
日本食が好きなアメリカ人の爺さんのお家にルームシェアで住まわせてもらってたんだけど
週5日夕飯作るって約束で
(材料ももちろん爺さん持ち、私が夕方食べ歩きデートに出かける前に作っておく)
バスルーム付きのプライベートルームがたったの$200って破格
そして夜デートの予定ない時は
その爺さんの行きつけの居酒屋に一緒に連れて行ってもらったり
自分の作った和食を爺さんと食べる
基本朝ごはんもランチも爺さんが買ってくれた食材を食べて良しだったので
自分の分を用意するついでに爺さんのも用意したら簡単な物でもうすっごく喜んでくれるし
本当あまりお金を使わずに滞在する事ができて有り難かった〜
掃除などはハウスキーパーを爺さんが雇ってたから、私がする必要も無かったしね〜
そんなこんなで楽しいだけの3ヶ月はあっという間に過ぎて
勢いで日本に帰ってきてすぐに学生ビザ申請して渡米
親もびっくりしてたけどもう強行突破
そして引き続き語学学校に通っていた
まだその時点で全く英語話せなかったからね
かなり低いレベルのクラスから英語学んで
でも大して英語上達もしないまま時が過ぎたけど
お友達はどんどん増えてきてますます生活も楽しくなった頃
ふと
このさきどうすっぺ❓問題にぶつかる
このままNYに居たいけど、、
学生ビザだし限界あるな、、
よし、働くか!
まずは働けるビザをサポートしてくれるところ探すか!(我ながらフットワーク軽い)
という事で日系のフリーペーパーで求人情報を見ていたら
ケータリング会社がスタッフを募集しているのを発見
早速応募してすぐ面接の連絡来て
そこでその会社のオフィスに行ったところで会ったのがそのケータリング会社の社長のS
頭がツルッとハゲた40過ぎの関西弁のおっさん
めっちゃ声がデカくって
がはは〜って笑う顔とかなんか豪快で
NYの雰囲気に全くそぐわないこのおっさんに最初は圧倒された
その当時デートというか食べ歩きで一緒にお出かけしていた人達は基本日本から来た駐在員さんとかで
美味しいもの食べに行きたいけど一人で行くのは寂しいから、、
みたいな人達で
なんとなく品のいい方が多かったから
後々まさかこの豪快なおっさんと付き合う事になるとはその時は夢にも思わなかった、、
続きます、、