郡山から見える山の中で・・・ | 拝み屋 中山英明の思い付いたまま日記

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日記を再開しました。
謂わば「私の瞑想録」、自分の覚えのために瞑想で得たイメージを中心に綴りますので、コメントなどへの返答は致しかねますことをご了承ください。コメント等は引っ越し先の日記(http://ogamiyanikki.blog.fc2.com)へお願いします。

昨日に引き続き、国道4号線を行き来してご依頼の案件を処理する1日だったが、最終的には須賀川市まで北上することになった。

 

冬型の気圧配置の時は、福島県の中通りは晴天になることが多いのだが、今日もその例に漏れず、那須から白河へ山越えをしていても、青空に積雲がポツポツと浮かんで、風も弱い冬日和であった。

 

4号線を北上すると、矢吹の近辺から東北南部の山々が眺められるようになる。

 

その中で最も目立つのが磐梯山で、それに連なる山々とともに、国道や新幹線から見ると西側に大きな存在感を示し、この時期はまた雪化粧している姿が見えることもあって、どうしても、目が向いてしまう。

 

その一方で、反対の東側にも阿武隈山地に連なる山々が見えるのだが、地質年代が古いなだらかな山並みは、もうひとつ影が薄い印象だ。

 

標高が低いこともあって、町並みが続くところでは見えないし、西側の山々のように雪化粧することも希であるから、尚更意識が向かないのだが、時に視界が開けるとハッとすることもあるものだ。

 

そんなタイミングがやって来るのは、国道4号線では鏡石町の久来石交差点付近だ。

 

この辺りでは、東の方に視界が開け、そこに小高い山が見えてくるが、この山の陰に福島空港がある。

 

先頃書いた、東北新幹線の当初の構想で考えられたルートでは、この山の下をトンネルで抜けていたと思われ、そこに空港に直結する新幹線の駅ができていたのではないかという考えが渦巻いてくる。

 

今になってみると、そんなことになっていたら、せっかくの落ち着いた波動が乱れてしまっただろうと思うと、何となくホッとすることもある。

 

この山の反対側を夜に走ると、星の美しさが目立つのだが、郡山などの都市が近い中であれだけ美しい星空が見られるのは奇跡に近いことだと思う。

 

低いながらも深いのが阿武隈山地だが、そのお陰で光の害も少ないということかと思う。

 

関東に近いこんな場所も、ある意味で貴重なことを感じるところだ。