義母は現在、産後間もない義兄の嫁さんの世話をしに泊まりに行って不在。
義兄嫁さんは物腰柔らかく上品で穏やかでとても素敵な人。
実のお母様が鬼籍でさらに実家から遠くに義兄の仕事の関係で引っ越したばかりの出産のため、産院から産後院へ移動できるまでの間だけ義母が手伝いに行ったようだ。
きっと義母は義兄嫁さんを、「この子がうちに(次男の私旦那が商売の跡取り)来てくれれば良かったのに」と思ってるに違いない。
子供もうちは女ばかり4姉妹だけど、あっちは男の子を産んだから、もしかしたら私を可愛がってくれてる義父も、思うところはあるかもしれない。
純粋に義兄夫婦を祝う気持ちはもちろんある!
けれど、今はうちのほうが経済的にも環境的にも恵まれていて、子供もたくさんいて、商売も手伝ってるし、って
どこか自分の中で優位に立っていると思えているから、義父に「あちらにも援助してあげてください」とか綺麗事が言えてるんだろう。
これで義兄が出世して手取りも住まいも豪華になって、また子供でも産まれて、跡取りのしがらみもなく自由に暮らせる状況にでもなったりしたら
私はきっと醜く嫉妬して、
「なんで私ばっかり義実家に気を使わなくちゃいけない」
「なんであっちばっかり自由に生きていられるんだ」
なんで、なんで、なんで!!
鬼の形相で、ひがむようになるのだろう。
そう考えただけで、自分の存在が情けない。
自分の一番嫌いな自分になるのが怖い。
ひたすら憎悪。
全部不甲斐ない自分が悪いとわかっているから。
神様、私は頑張ってるつもりなんですが、仕事も家事も上達が芳しくありません。
大した人間じゃないくせに八方美人なせいで、自分の理想に足りなすぎて心が壊れそうです。
さっき飲んだ不安薬のリーゼが効いて、力がいい具合に抜けて来た。
もう寝よう。
明日はもう少し、頑張れますように