タイトルが
どっかで聞いたような歌詞⁈
96歳介護1独居じいちゃん(実父)のお話
もう20年近く昔のこと
母が要介護になる前
じいちゃんは
自宅近くで気軽に釣竿持って
釣りに行ってました
その頃の友人の一人が
(まだ70歳代)
今でも時々、収穫物をじいちゃんちに
持ってきてくれます
3月
この季節は
ワカメ
たぶん
本当は…
素人が
勝手に獲ってはいけないと思うのですが…
ありがたい事ですが…
90過ぎのじいさん
一人暮らしの所に
15〜20リットルくらいの袋いっぱいに
ワカメをもらってもねぇ
ほんとうに
ありがたい事です
釣り仲間が今でも仲良くしてくれて
じいちゃんの人徳だと思うのです
しつこいようですが
ほんとうに
ありがたい事です
みなさん
近所に娘が住んでるから
何でも娘がしてくれるだろう
と
思っている模様……
今朝
出かけようとしていた私に
じいちゃんから電話
ワカメたくさんもらったから
取りに来い
いや、今から出かけて帰りは夕方
(もはや、じいちゃんには
自分でワカメを茹でるという発想はない)
じゃあ
こんなにたくさんどうするんや?
とりあえず
冷蔵庫にでも入れといて
としか言えません
4時過ぎ
私の帰宅とほぼ同時に
今からワカメ持って行くわ!
と
じいちゃんから電話
私が帰ってきたの
見てたんかい⁈
(実際、玄関外に出たら見えますから)
監視されてる…⁈
ヘルパーさんは
夕食を作りに来てくれてるから
茹でてもらえない と
大量のワカメ
茹でて配らなくではなりません
それでも
残ったら冷凍
実家のそばに
住んで20年過ぎ
こちらも
いろいろ助けてもらったけれども
当たり前のように
娘をあてにされています
やはり
越してきた40歳代といま、60歳代では
体力の衰えもすごくて
昔は何でも
(困るなぁ、嫌だなぁと思っても)
はいはいと言って親の言うとおり
手助けしてたけど
もはや
ワカメを茹でる事すら
やる気ないです
じいちゃんは
人に物をあげるのが大好き
今日のワカメの友人といい
類は類を呼ぶのです
その方もお一人暮らし
ご近所に配って回ったんでしょうね
うちの家族
そうやって
じいちゃんから
いろいろ押し付けられて(頂戴して)
いろいろ嫌いな食べ物が増えた
という
アホみたいな事になってます
素直にありがとうと言えない
ひねくれ者になってしまいました