いつも罪悪感
生きてる事にも罪悪感
何の恩返しも出来ずにただの寄生虫
親の脛齧り
「死にたい」と呟くが
死んだ後も金がかかると思うと申し訳なさで死ねずにいる

働いてた時も最低限の葬儀代だけでも貯金して
なるべく自分の物も捨ててきた
人はミニマリストなんて言うけど
ただ単純に死んだ時の事を考えてるだけ
働いても働かなくても常に人に引け目と罪悪感を感じて生きていた

1日に何度も消えたいやら死にたいやら思う
口にしたら怒られる
小さい頃からそうだった、ネガティブな発言をすれば
親は怒鳴り「こっちが死にたいわ!」と叫ぶ
人に言えば皆、重たい空気になり腫れ物でも触るかのように接する
口に出来ない代わりに体現するようになる
暴力的になったり、自傷行為に及ぶ
言いたい事に蓋をして笑顔の仮面被って
愛想よくしとけば親も人も皆笑顔で機嫌が良い

体が弱れば弱るほど皆、心配してくれる
嬉しいけど、本音はそんなつもりじゃない
勝手に痛め付けてるのも自分
治そうと努力しなくなったのも自分
変わろうと思えなくなったのも全部自分のせい

そう言えば親は親の責任から解放され
私だけを責めればいい
甘やかし過ぎたと言われれば、それを否定するのが暗黙のルール
「子供は親の奴隷」
今も覚えてる、あの時言われたこの言葉
本音じゃなくとも少なからず小さい頃の私には衝撃的で
親って何なんだろうとも思った
けど、その事が引き金じゃないけど
こうして罪悪感と共に生きてきたのは真実
不器用なだけ
愛情は確かにあると思う

死にかけで生きる気力もなかった時
泣いて一緒に死のうとも言ってくれた
私だけが死ねばいいんだ
自分の事は忘れて楽しい人生を送ってくれとも思う
でもどう足掻いても、先のビジョンが見えないんだよ

地震やらコロナやらで皆大変なのに
そんな中、頑張ってる人達に顔向け出来ない