棚を漁ってたら拒食期MAXな時のノートが出てきた。

気持ちも何もかもが前向きになれず、一人ただただベッドの上で生きた屍だった頃にお母さんに向けて綴った思い。



お母さん、私のお母さん
世界で一人だけの私のお母さん
強くて弱い、お母さん
頑張って頑張って、頑張りすぎなお母さん

小さな体で、色んな事抱えてる、お母さん

笑うお母さん、怒るお母さん、泣くお母さん

色んなお母さんが私の唯一。

ごめんなさい。ありがとう。大好き。
言い切れない。

お母さん、ねぇ、お母さん
私、生きてて良いのかな?
お母さん、あのね、お母さん
苦しいよ
お母さん、あのね、お母さん
笑えないよ。
お母さん。
涙が止まらないよ

お母さん
ごめんね、愛してる。




ーーー
この時の記憶は私にはない。

ただ、生きてること事態が罪に感じてた。

そして、入院時に書いてた気持ちもあった。


ーーー
私の体、意味わかんないよ。
ボロボロにしてきたのは私。分かってる。
綺麗になりたくて、誰よりも一番でいたくて

甘える事も、弱がる事もしてこなかった
私を一番理解してるのは自分だと思ってた
でも理解してるつもりだった...

周りが期待する自分を勝手に作り上げたのは私だった

食べないこと、痩せること
それが私の唯一の自己表現だった
私はここにいるよ、消えちゃうよ?死んじゃうよ?

馬鹿の一つ覚えみたいに数字にすがった。


ーーー


結局さ、痩せてて良いことなんて何一つも無いって分かってるのに、止められないんだよね。

生理が来ることが女性なら普通の事なのに
自分からとったらそれは、デブの象徴だった。

女性機能が止まれば止まるほど気持ちもハイテンション。
その分、頭の萎縮もスピードアップ。
だから、気付けないんだよね

周りの目が「気持ち悪い」なんて思ってる事も
自分だけの世界に生きて
自分と体重が友達で
その他は全員敵と見なして、殻に閉じ籠る。

自分一人で、見ざる言わざる聞かざる


そのくせ、死にたいなんて言っておきながらしぶとーく生きてる(笑
綺麗に死ねるなんて幻想まで抱いちゃってる。


人間、誰しも最後は本物の骨になるのにね。