「CAFE RUNAM」のコーヒー豆 | グッチのサイゴンせいかつ(旧:グッチのしゃんはいCook)

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2013年5月からサイゴン(ホーチミン)で生活しています。 グルメ情報、生活情報を中心に日々のあれこれを綴っています。2016年から愛知県在住。



家で飲むコーヒーは特に銘柄を決めず、スーパーで買ったり、コーヒー専門店で買ったりとその時の気分でいろいろ試してみています。

今日は「CAFE RUNAM」のコーヒー豆を買ってみました。


店頭にディスプレイされたコーヒー豆



豆は全部で6種類あり、すべてブレンドコーヒーです。
250g入りで、価格は125,000ドン~200,000ドン。

“RuNamコーヒーはベトナムの高原農場から厳選されたアラビカとロブスタ種をイタリア人の一流の職人が焙煎しております。RuNamコーヒーは添加物を一切含まない100%オリジナルコーヒーです。”とのことです。



価格表



スタッフに豆の違いを聞くと、メニュー表を見せてくれました。

説明が英語で書いてあったので、その場で瞬時に違いを理解できず…。
メニューの写真を撮らせてもらい、家で私なりに意訳してみました。



N゜1 200,000ドン(965円)

ベトナムの高原農場から厳選されたアラビカ種を100%使用。

香り高く、軽い飲み口で、レモンのような爽やかな酸味がある。

エスプレッソや他のイタリア式コーヒーに最も適している。

N゜2 175,000ドン(約845円)

軽い飲み口で、わずかにシトラスフルーツのような酸味がある。砂糖を入れると酸味が消えるが、おすすめの飲み方はコンデンスミルクを入れてホットで飲むこと。


N゜3 175,000ドン(約845円)人気

はじめにベトナムコーヒー特有の苦みをわずかに感じるが、滑らかな後味がそれをフォローしてくれる。コーヒー好きはきっとこのリッチで深い味わいのコーヒーに満足するだろう。


N゜4 150,000ドン(約724円)

ホット、ブラックで飲むのに適したコーヒー。どっしりとしたコクのあるコーヒーに砂糖を少し入れると、深みと滑らかさが引き立つ。


N゜5 150,000ドン(約724円)

N゜6ほど強くはないが、それでもまだどっしりとしたコクを感じるだろう。

滑らかでクリーミーな後味なので、コンデンスミルクと氷を入れてカフェスダー(練乳入りアイスベトナムコーヒー)として飲むのがおすすめ。

N゜6 125,000ドン(約603円)

わずかにナッツの香りがする、6つの中で最も力強い風味のコーヒー。
ベトナムコーヒーの良さがよく分かる、
どっしりとした重たいコクがある
ブラックでもコンデンスミルク入りでも、またアイスでもホットでも合うので、アルミフィルターを使ってぜひベトナムコーヒーとして楽しんで。



N゜1以外はアラビカとロブスタのブレンドということになるのかな?
まずはお試しにとお手頃価格のN゜6を購入してみました。
家に帰って写真を見て気づいたのですが、おすすめはN゜3のようです。



豆はその場で量って紙製の袋に詰めてくれます。

家にミルがないので、お店で豆を挽いてもらいました。


袋の表記がベトナム語と英語だけでなく、日本語もあるのには驚き!
袋の底には今日の日付のスタンプが押されていました。



袋の帯に描かれた温かみのあるイラスト。味があっていいですね。

     ↓紙を広げると、

大きなイラストになります!


紙の裏には、イラストについての説明が書かれていました。
著者はベトナムの若手漫画家、タン・フォン(Thanh Phong)氏。
イラストのテーマは“サイゴン路地のカフェ”で、この複雑に入り組んでいる路地こそが活気のある本当のサイゴンの姿だと著者は言っています。


タン・フォン氏が所属する漫画グループ
「フォン・ズオン(Phong Duong)」のFacebookページ
https://www.facebook.com/phongduongcomic



外に向かって並んでコーヒーを飲んでいるおじさんとか、ノンラー(菅笠)をかぶったおばさんが麺屋台を押しているところとか、すごくリアル!路地に一歩入ると、本当にこんな風景が広がっているんですよね。

コーヒーの淹れ方を説明した紙も入っています。※アルミフィルターでの淹れ方


ホット、ブラックで味わってみます。



まず、袋を開けた瞬間、コーヒーのいい香りがしてきました。
家ではソロフィルター(マグカップの上にセットして、一杯ずつ抽出する器具)を使ってコーヒーを淹れました。ブレンドコーヒーなので苦み・酸味・コクのバランスがとれていて、とても飲みやすかったです。


日頃、濃くて苦いベトナムコーヒーに慣れているので、ソロフィルターで淹れたコーヒーはかなりスッキリしていると感じました。ベトナムコーヒーのあの苦みとどっしりとした風味を引き出すには、アルミフィルターを使い、ゆっくり時間をかけて抽出したほうがいいのかもしれません。


ただ、このコーヒー…。
賞味期限は生産日から6ヶ月なのですが、

開封後は7日以内ととても短いんです。
自宅で飲む分にはいいけれど、
人にプレゼントするには賞味期限の短さが気になるなあ…。
コーヒーをたくさん飲まれる方にはいいですね。

しばらくは家で美味しいコーヒーが楽しめそうです。




CAFE RUNAM
www.caferunam.com
※コーヒー豆は系列店の「café terrace」にも置いてあります。


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