本屋街という名のとおり、大小の本屋が福州路沿いに軒を連ねています。
本屋だけでなく美術用品の店も多いかな。
以前ご紹介した、個人的におすすめの美術用品店「金泥美術用品」 もここの一角にあります。
今日ご紹介する「上海書城」は上海で一番大きな本屋です。
17時ぐらいに早々と閉まる本屋が多い中、ここは20時まで営業しています。
(といっても、日本に比べたら早いけど)

上海書城外観

「本は人類進歩の階段である」の石碑
建物の向かって左側には、↑こんな各国の言葉で書かれた石碑がありました。日本語では「本は人類進歩の階段である」と書いてありました。
中国では、規制されて政府指定の図書しか読めないのに・・・。

入り口入ってすぐの吹き抜け
この日は週末だったので、たくさんの人で混みあっていました。
私たちが興味があるのは4階の語学教材のコーナー、7階の美術・輸入書籍のコーナーです。他の階は見ずにお目当ての場所へと直行しました。
語学教材コーナーでは各国言語の教材がたくさん置いてあります。
中でも、近年増加が著しい日本語学習者に向けての「日本語教材コーナー」にはたくさんの人が集まっていました。みなさん、勉強熱心で感心させられます。

「日語学習」コーナーに足を止める女の子

人気の日語学習コーナー
みなさん、立ち読み(座り読み)のスタイルも自由自在。
座ってはいけないところに座ったり、まるで家でくつろぐかのような体勢で本を見る人多し。中には本を買わず、メモし続けている人も・・・。

本屋での時間を思い思いに過ごしている人民たち
私は「HSKの問題集」を、創さんは仕事のために「商業デザインの本」を購入。
日本で1万円ぐらいするようなデザイン本が、ここ中国では100元台ぐらいで買えてしまいます!
ちなみに問題集は45元(約675円)、創さんのは118元(約1,770円)でした。
創さんが買った本は日本で過去に使われたポスターやパッケージ等のデザイン作品がたくさん載っている本です。
(中国の出版社が勝手に編集をしているんじゃないかという疑惑がありますが)
中国にいるうちに、こういった実用書を安く手に入れておくといいなぁ、と思いました。

HSK中級問題集と商業デザインの本
上海書城
福州路465号
電話:6352-2222
営業時間:月-金 9:30~20:00
土日 9:00~20:00
